動画配信サービス大手のネットフリックスは、パスワードの不正利用に対処するべく、メインのアカウント所有者が、世帯外のユーザーの利用に対して追加料金を支払うサービスのテストを行っていくようだ。

ネットフリックスの利用規約では、顧客のアカウントは「世帯を超えた個人と共有されるものではない」とされている。一方、この規約に違反しているパスワード共有行為については過去何年間も黙認されてきた背景があった。ネットフリックスは昨年、この状況に対処すべく、契約している本人にユーザーの認証情報を入力させるテストを実施している。

ネットフリックスのプロダクト・イノベーション・ディレクターであるチェンイー・ロングによると、今回の追加料金支払いテストはチリ、コスタリカ、ペルーの3か国にて、今後数週間のうちに実施されるという。