新潟県の沖合、日本海に浮かぶ佐渡島は周囲262.7kmと、沖縄本島に次ぐ大きな島で、自然と歴史文化溢れる魅力いっぱいの島です。今回はそんな魅力溢れる佐渡島でぜひともドライブで立ち寄ってみたくなるおすすめスポットを8ヵ所ピックアップしてご紹介いたします。
佐渡島おすすめ立ち寄りスポット8選
①両津港
本州と佐渡島を結ぶ航路は3航路ありますが、両津港は新潟港と結ばれているメインターミナルがある港で、佐渡島の玄関です。
また、長寿マンガで知られる『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の主人公、両津勘吉の名前の由来となった土地でもあります。
②二ツ亀
大きな巨岩が二つ並んでいる、島の北部にある景勝地です。周囲の海は青く澄んでおり、日本の海水浴場100選にも選ばれている場所で、夏休みには多くの海水浴を楽しむ人々でにぎわいます。また、干潮時には砂浜が広がり島から歩いて渡る事もできます。
③大野亀
日本海に突き出た高さ167mの一枚岩で、佐渡島一の景勝地です。頂上までは遊歩道が整備されており、歩いて登れます。頂上からは、外洋の険しい海岸線を一望できます。
④トビシマカンゾウ
山形県の沖合にある飛島で発見されたユリ科の植物で、毎年5月下旬から6月中旬にかけて黄色い花を咲かせます。発見された飛島と佐渡島のみで生息する貴重な花です。
中でも、大野亀周辺はトビシマカンゾウの一大群生地として知られるスポットです。
⑤佐渡金山
江戸時代に徳川幕府の財政を支えたとされる佐渡金山、平成元年の操業停止までに金78t、銀2,330tを採掘した国内最大級の金銀山です。
開削された坑道の長さは全長で400kmに及び、現在は1人800円で、坑内の一部を見学できます。資料館も併設されており、江戸時代の採掘方法などを学べます。また、売店もありますので佐渡の記念に思い出となるおみやげ品を購入するのもおすすめです。
⑥尖閣湾
30mの絶壁や奇岩が約2kmも続く、島きっての景勝地です。尖閣湾揚島遊園が整備されており、駐車場の他、展望台、グラスボート乗り場、売店、水族館などが設けられています。
湾を一望できる揚島展望台からは、青く透き通った紺碧の海と様々な形の奇岩を一度に眺める事ができます。
所要時間約15分のグラスボートに乗車すれば、青く澄み切った海に泳ぐ様々な魚たちの鑑賞も楽しめます。
⑦島の灯台
日本海に浮かぶ大きな島には、灯台が点在しています。景勝地「尖閣湾」に立つ「大埼灯台」、明治時代に建てられた日本最古の鉄製灯台である「姫埼灯台」、島の最北端に立つ映画の舞台にもなった「弾埼灯台」など、異種様々な灯台を巡るのも佐渡島での楽しみです。
是非ともレンタカーで、灯台巡りに出掛けてみてはいかがでしょうか?晴天時の灯台からの眺望は抜群です。
⑧小木の「たらい船」
小木名物の「たらい船」に乗船体験ができます。もともとはアワビやサザエなどの漁で活躍する船で現在も地元では現役で使われています。
500円で約10分間の乗船体験ができ、200円で「たらい船操縦士免許」を発行してくれますので、旅の記念になるでしょう。