おすすめの資格をご紹介するこのシリーズ。
今回も営業職と相性の良い資格について書いていきます。第6回は、「営業士」。
販売士検定があることを知っていても、営業士検定の存在を知らなかったという人も多いのではないでしょうか?
それでは早速、見ていきましょう。
営業士とはどんな資格?
「営業士」とは、マーケティング・セールスのスペシャリストです。
営業士は日本営業士会(運営:一般社団法人日本販路コーディネータ協会)が認定する資格で、初級・上級・マスターの3段階があります。
試験は日本営業士会の教材に基づき、6月・11月の年2回開催されており、合格すると営業士に認定されます。
「初級」は営業の基礎的内容、「上級」はそれに加え営業管理業務と営業指導などの内容を踏まえての試験です。
さらに上の「マスター」は、マネジメント・マーケティングに関する高度な専門知識が必要になってきます。
参考:日本営業士会
<営業職の転職×資格>営業士と販売士の違いは?
以前紹介した「販売士」と「営業士」は、似ているようで異なる資格です。
営業士は、製造業・メーカー・サービス業を中心に、工業、IT、環境、医療、建築、金融などのあらゆる商品・サービスが対象となっています。
一方で、販売士は小売業での販売職に重要な資格であり、試験の内容も品揃えや接客マナーを中心としたものになっています。
「販売士が活躍する舞台となるのは主に店舗内」というイメージを持つと、その違いがわかりやすいかもしれません。
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