話し方は人それぞれ個性を持っています。相手の心理を考え、人から好かれる話し方の特徴やコツのつかんで好印象を持ってもらえるようにしていきたいですね。いかに相手から信用される話し方ができるかなど、喋り方からわかる心理や相手の性格もご紹介していきます。
話し方からわかる心理と性格6つ
①思いつきで話す人はマイペース
話し方からわかる心理と性格1つ目は、「思いつきで話す人はマイペース」です。相手と話をするとき、何の脈絡もない話し方しているので、まともに話ができない人と思われたり、信用することができない人と判断されている可能性があります。
人の話を聞いていないため返答がおかしくなり、意見がコロコロ変わるからです。相手が何を言いたいのか分からず、こちらの話が伝わっているのかも分かりません。
②大声で話す人承認欲求が強い
話し方からわかる心理と性格2つ目は、「大きな声で話す人は承認欲求が強い」です。自分に意見を主張して周りの話を聞かない、感情のコントロールができない子供っぽい人です。何をするにも他人の評価を気にします。
大声で話すのは演説のようなものです。相手の話を聞きたくないのでどうでもいい脈絡のない話を延々します。積極的な性格に見られがちですが常に心の中に不安を持っています。
③小さい声で話す人は観察力は鋭いが自分に自信がない
話し方でわかる心理と性格3つ目は、「小さい声で話をする人は自分に自信のない」です。目立ちたくない心理から本能的に声が小さくなります。誰と話すときでも緊張してしまいますが、心を許した相手であれば、普通に話ができます。
先の事を考えすぎて心配になることが多いです。自分の話そうとしていることが見えないまま話し始めます。観察力は鋭いのですが、気が弱く相手の反応をとても気にします。
④早口で話す人は親和欲求が強い
話し方でわかる心理と性格4つ目は、「早口で話す人は親和欲求が強い」です。「自分の話を聞いてほしい」という自己主張ではなくみんなから相手にしてほしいという親和欲求(人がほかの人と一緒になろうとするまたは他の人と一緒にいようとする)という心理です。
早口の喋り方の人は女性が多く、親和要求が強いとされています。このような人は、ひらめきが早く直観的な人、悪くいうと子供っぽい人です。
⑤ゆっくり話す人は優柔不断で思慮深い
話し方でわかる心理と性格5つ目は、「ゆっくり話す人は優柔不断で思慮深い」です。リアルよりもネット上の交流を好みます。物事をじっくりと考えるため、会話も相手の話をしっかり最後まで聞き、しっかりと考えてから言葉にします。自分の納得いく答えを出しますが、聞く方が得意です。
哲学的な考え方を持ってる人が多いです。ゆっくり話すことで、説得力や信頼度が増します。話を聞き逃すこともなく落ち着いて聞けて話が頭に入りやすいです。
⑥身振り手振りの大きい人は社交性が高く頼もしい
話し方でわかる心理と性格6つ目は、「身振り手振りの大きい人は社交性が高く頼りがいがある」です。自分の意見を持っていて、相手に分かりやすく伝えたいという優しさから身振り手振りが大きくになります。相手の事をよく考えて話すことができます。
しっかりとコミュニケーションを取り、話し相手の心を開くのがとてもうまく、人から好かれるので誰とでも友達になれます。話すことが好きなので話のネタに何にでも挑戦するチャレンジャーな一面を持っています。
⑦不快な喋り方をする人の心理「上から目線」
話し方でわかる心理と性格7つ目は、「上から目線」です。上司や部下といった関係などの上下関係や年齢、置かれた立場で発生しますが、そのことが上から目線で話していいという事とは関係ありません。相手を不快にさせないようどんな話し方をしたらいいのかしっかりと把握しておくことが重要です。
人から好かれる性格と特徴は?
人から好かれる性格と特徴①とにかく明るい
人から好かれる性格と特徴は1つ目は、「とにかく明るい」です。初対面の人にもビジネスであった人でも忘れられない人になれます。話し方やスキルの前に必要なのは前向きな気持ちです。明るさを忘れないことは、人から好かれる第一条件です。
人から好かれる性格と特徴②挨拶がしっかりできる
人として最低限のマナーです。「おはようございます」「こんにちは」「ありがとうございます」といった基本的なもの。しっかりとした挨拶ができる人は信頼感が増し周りの人より一歩リードできます。
人から好かれる人と嫌われる人には特徴があります。人間関係を友好に保つために嫌われたくはないですよね。
人から好かれる話し方は?心理テクニック10こ
人から好かれる話し方①豊かな表情とアイコンタクト
話の内容に沿って、表情やジェスチャーが豊かな人は話していても楽しいです。表情とアイコンタクトはとても重要。目は口ほどにモノを言うといわれるように目は相手を見るように心がけたいです。アイコンタクトが苦手な方は、目と目の間くらいを見るようにするのがコツ、目元を見ているという印象を与えられます。
人から好かれる話し方②声のトーンは明るく優しい声
声は、見た目と同じかそれ以上に印象を左右する特徴を持っています。声のトーンは明るく優しい感じで、「ドレミファソラシ~」のソの音で話す喋り方を意識すると相手に好印象を与えることができます。ソの音はポジティブなときに、発せられる音。明るい声で挨拶されると元気になれます。
人から好かれる話し方③人に好かれる人の特徴は素直
相手に対し悪いことをしたと思った時は、素直に謝る事、相手に感謝の気持ちがあるときは、感謝の気持ちを伝える事ができる人は人から好かれます。素直な人が好かれる特徴は、人を信じている、めったに怒らない、嘘をつけないところなどです。素直という事は、人と接する上での重要なマナーです。
人から好かれる話し方④相手の立場に立った話し方をするのがコツ
自分本位の話をすると自己中心的な発言になるのが特徴です。相手の立場に立って話をすることによって、相手が今何を考えているのかという心理が分かります。すると相手と会話が弾み、人から好かれるはず。この人は、今自分の立場に立ってくれていると感じるとかなり好感度が上がります。
人から好かれる話し方⑤人の心を掴む話し方のコツは相槌
相手がしている話を理解しているという「手応え」を与えるのが相槌です。自分が話していることをじっくり聞いてくれるのがわかると色々話してしまうものです。相槌のうまい人は聞き上手です。相槌を打つことは、信頼、敬意、同意を得る最も簡単な方法といえます。
人から好かれる話し方⑥男女別の話すテンポ
人から好かれるには、明るくハキハキと相手に話しかけると好印象です。男性はゆっくりとした低い声で、女性は明るい声でゆっくりと喋り方を心掛けると良いです。相手の耳に違和感なく聞こえるテンポを意識すること。一定のテンポで話をすることで最後まで聞きやすくなり伝えたいことがスムーズに伝わります。
会話を弾ませるコツは、相手の気持ちを「会話の主役」にすることです。コミュニケーションは雑談が基本です。楽しく会話をするためには、相手の話を聞くだけではなく自分から話をすること必要です。
使える心理テクニック①初頭効果
使える心理テクニック1つ目は、「初頭効果」です。「初頭効果」とは「最初に示された特性が記憶(印象)に残りやすく、後の評価に大きい影響を与える」という心理効果です。
人の第一印象は7秒で決まり、視覚情報が55%、聴覚情報が38%だそうです。会話を弾ませるコツは、相手の気持ちを「会話の主役」にすることです。
使える心理テクニック②ミラーリング
使える心理テクニック2つ目は、「ミラーリング効果」です。「ミラーリング効果」とは「同調効果」「姿勢反響」といいます。自分がしてることと同じことをする人に好意を持つという人間の心理です。相手が笑ったら自分も笑う。
相手が笑ったら自分も笑ってみる。相手が飲み物を飲んだら自分も飲むといったことです。簡単な事ですが好印象になる心理効果は大きいです。
使える心理テクニック③単純接触の効果
使える心理テクニック3つ目は、「単純接触効果(ザイアンスの法則)」です。「単純接触効果」とは、勝手に相手と親交が深まっていく心理効果ことです。相手と何度も接触するだけで、相手がこちらに好意を持ってくれるようになるからです。例えば、初対面の人がいます最初はぎこちない会話しかできないものです。
しかし、何度も会って話をしていくうちに、相手の事をもっと知りたいと思うようになりますよね。それが単純接触効果です。会っている時間は関係なく無意識下での接触であっても単純接触効果は発動します。対人関係において非常に多く発揮されます。
使える心理テクニック④返報性の原理
使える心理テクニック4つ目は、「返報の原理」です。相手から贈り物をもらったとします。普通はお礼をしますよね。これが返報の原理です。贈り物に限らず、何かをしてもらった時、そのお返しをしなけければと思う事。
返報性は好意のあるなしに関わらず起こる。正しく返報性を使うには「ギブ&ギブ&ギブ」の精神です。見返りお求めではいけません。