東京湾に浮かぶ「猿島」は、まるで絵本のような世界が広がる人気の観光地です。島の規模は小さめですが見どころは満載で、横須賀の街と合わせて観光すればより充実した時間になるでしょう。今回は横須賀・猿島が楽しめる定番モデルコースをご紹介します。

横須賀・猿島はこんなところ

フェリーで日帰り観光!横須賀・猿島モデルコース、行き方と所要時間
(画像=まきまき トリップノートより引用)

横須賀は神奈川県の三浦半島に位置し、東京湾と相模湾に面しています。都心から中心部までは約1時間でアクセスでき、海や山など自然が多く気候は比較的温暖です。黒船来航の歴史や米軍基地があることなどで知られ、ほかにはない国際色豊かな一面を持っています。

猿島はそんな横須賀沖に浮かぶ無人島で、かつては江戸を守るための要塞だった場所です。以前は一般の立ち入りが禁止されていましたが、現在は夏は海水浴客でにぎわい、島内観光やバーベキューは一年を通して楽しむことができます。

横須賀・猿島を楽しむおすすめコース

1.京急汐入駅下車

フェリーで日帰り観光!横須賀・猿島モデルコース、行き方と所要時間
(画像=photo-ac.com トリップノートより引用)

猿島へ行くには京急横須賀中央駅、京急汐入駅、JR横須賀駅のいずれかで下車します。今回は京急汐入駅からの行き方をご紹介しますが、JR横須賀駅を利用する場合は汐入駅方向へ10分ほど歩けば、次にご紹介する「どぶ板通りを通って猿島へ向かうルート」を同じように進むことができます。

京急横須賀中央駅からは、汐入駅からのルートとは異なりますが、距離的にはほぼ変わらないためこちらを利用する人も多いです。ただ、どぶ板通りに立ち寄ったあとに桟橋に向かうならば、汐入駅からの方が若干スムーズかもしれません。

2.どぶ板通りを散策

フェリーで日帰り観光!横須賀・猿島モデルコース、行き方と所要時間
(画像=まきまき トリップノートより引用)

汐入駅を降りて数分歩くと「どぶ板通り商店街」にぶつかります。この商店街は米軍基地の向かい側にあり、海軍の街として栄えた横須賀の象徴的存在です。また、虎や龍など派手な刺繍が施された「スカジャン」発祥の地としても知られ、個性豊かなショップが並んでいます。昼と夜では雰囲気が違うので、猿島で遊んだ帰りに立ち寄るのもいいかもしれません。

3.ランチをテイクアウト

フェリーで日帰り観光!横須賀・猿島モデルコース、行き方と所要時間
(画像=まきまき トリップノートより引用)
フェリーで日帰り観光!横須賀・猿島モデルコース、行き方と所要時間
(画像=まきまき トリップノートより引用)

横須賀の食べ物といえば、海軍カレーやネイビーバーガーが有名です。どぶ板通りにはこれらを扱うお店が多数あるため、テイクアウトして猿島でいただくのはいかがでしょうか。猿島にはテーブルスペースが設置されているので、海を見ながらゆっくり楽しむことができるでしょう。

食べ物を持って行くのが面倒という方は、島内にある売店で購入が可能です。飲み物の自販機もあるようですが、お値段は高めなのでペットボトル等は持参した方がいいと思います。

4.三笠桟橋からフェリーに乗る

フェリーで日帰り観光!横須賀・猿島モデルコース、行き方と所要時間
(画像=まきまき トリップノートより引用)
フェリーで日帰り観光!横須賀・猿島モデルコース、行き方と所要時間
(画像=まきまき トリップノートより引用)

どぶ板通りを抜けて海へ向かって10分ほど歩くと、日露戦争で活躍した戦艦三笠が停泊する三笠公園に到着します。戦艦三笠は博物館として内部見学ができるので、時間がある場合はこちらも楽しんでみてください。戦艦三笠の向かって右側に「三笠ターミナル/猿島ビジターセンター」があるので、そちらで猿島行きのチケットを購入します。

運行時刻は夏季ダイヤと冬季ダイヤがあるので、季節に合わせてチェックしてください。所要時間は片道約10分で、島は1〜2時間でまわれる規模ですが、帰りの船があまり遅くまで運航していないため、時間には余裕を持って向かいましょう。

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