誰も聞いていないのに突然自分語りをする人がいます。これは女性に多く見られます。ここでは自分語りの意味や心理、うざい承認欲求に対する対処法もあわせて、ご紹介して参ります。あなたの身近に自分語りをする人がいたら、参考にしてみてくださいね。
自分語りの意味とは?
自分語りの意味とは「自分自身について話す」こと
自分語りの意味とは、『自分自身について話す』ということです。自分のことについて大変事細かく話し始めます。人によっては幼少の頃から現在までの生い立ちについて語り始め、最終的には現在の自分の考えや感じ方を説明します。その話し方はまるでその人の説明書を読んでいるかのごとくです。
自分語りは突然始まる
これは突然始まります。聞いている回りの人たちは「いったい何がきっかけになったの?」と感じるくらい、突然です。何の前触れもなく始まる為、場合によっては、大きな独り言かと勘違いすることもあります。
自分語りは落ちがない
落ちがありません。話の内容そのものにもメリハリがない為、聞いている周囲の人たちは大変退屈な思いをします。時計を見ながら何度もあくびをかみ殺し、周囲の人たちと「いつまで続くの?」と言う意味の目配せをし合う、という状況が続きます。
聞いてもいないのに自分語りする女の心理5選
聞いてもいないのに自分語りする女の心理①承認欲求
聞いてもいないのに自分語りする女の心理の1つ目は、承認欲求です。幼少の頃から、あまり両親や先生といった大人から褒められた経験が少ない場合、大人になってから周囲の人たちに褒められたい、という思いが強くなります。また、それを行動に移す機会も多くなる為、その欲求はますますエスカレートしていきます。
自分の経験や学んできたことを周囲の人たちに話すことで、「すごい経験をされて来たんですね」や「乗り越えてきたなんて、尊敬します」といった褒め言葉をかけてもらいたい、という思いが大変強く働いています。自分には困難を乗り越えていく力があるんだ、ということを、周囲の人たちに褒めてもらうことで感じるのです。
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聞いてもいないのに自分語りする女の心理②役立つと思っている
聞いてもいないのに自分語りする女の心理の2つ目は、自分の話が周囲の人たちの役に立つと思っている、という心理です。自分がこれまで経験してきたことはとても大変なことばかりだと思い込んでいます。また、他の人たちは自分がしてきたような経験はしたことがないだろうとも、思っています。
自分のことを周囲の人たちに話すことで、自分の話はきっと周囲の人たちがこれからの人生を歩んでいく中での大きな学びになるだろう、と思っているのです。自分は周囲の人たちを導く先生のようなものだ、と感じている場合もあります。私がみんなを導いていくんだ、という責任感のようなものも強く感じていたりします。
聞いてもいないのに自分語りする女の心理③自意識過剰
聞いてもいないのに自分語りする女の心理の3つ目は、自意識過剰という心理です。常に自分が一番だと感じています。自分に対抗できる人は誰一人いないとも思い込んでいます。誰かが自分の経験に基づいたアドバイスをした際、「私はもっと困難な状況を、こんな風に乗り越えた」とアピールし、優位に立とうとしているのです。
このような人は他の誰かが褒められるようなことは、面白くありません。自分以外の他の人が、周囲の人たちから尊敬されたり、ちやほやされたりすることが不愉快で堪らないのです。その為、大変攻撃的で、威圧的な態度になります。更に周囲の人たちも頭から押さえつけ、常に自分をあがめるように仕向けてくるのです。
聞いてもいないのに自分語りする女の心理④自分に自信がない
聞いてもいないのに自分語りする女の心理の4つ目は、自分に自信がない、という心理です。自分に自信がない人は、周囲の人たちに認めてもらいたがります。周囲の人たちが自分に注目してくれることで、自分の存在意義が感じられ、自信が保てるのです。周囲の人たちが注目してくれなくなると、不安で堪らなくなります。
自分の話をすることで、周囲の人たちは自分に注目してくれます。また、自分の話に耳を傾けてくれていると信じ込んでいます。「みんなが私に注目し、私の話に耳を傾けてくれている」と思い込むことで、「私はみんなから必要とされている存在なんだ」という自信が湧いてくるのです。
聞いてもいないのに自分語りする女の心理⑤悩み事がある
聞いてもいないのに自分語りする女の心理の5つ目は、実は悩み事を抱えている、という心理です。この場合は話に耳を傾けてみる必要があります。例えば、その話が内容は多少違いますが、根本的な部分は同じだと感じた場合、その人は何らかの悩み事抱えている可能性があります。話すことで自己解決しようとしているのです。
例えば、その話の内容の根本が常に恋愛関係に関することであった場合には、何か恋愛での悩みを抱えている、ということが考えられます。更にこの場合は、人には打ち明けられないような悩みである可能性も高くなります。誰にも相談できないから、遠まわしな話をすることで、自分のもやもやを吐き出しているのです。
聞いてもいないのに自分語りする女の特徴5選
聞いてもいないのに自分語りする女の特徴①人の話を聞かない
聞いてもいないのに自分語りする女の特徴の1つ目は、人の話を聞かない、という特徴です。ほとんどと言って良いほど、他の人の話には耳を傾けません。他の人の話には全く興味がないのです。他の人の話は自分ほど面白くなく、落ちもなくて、大変退屈だと感じています。場合によっては時間の無駄とさえ思っています。
人の話を聞かないということは、人から学ぶこともしない、ということです。このような人は人間としての成長が見られず、周囲の人たちの人間的なレベルにもついていくことができません。自分は優位に立っているつもりかもしれませんが、その実、他の人よりも人間性の面でのレベルは大変低いという特徴があります。
聞いてもいないのに自分語りする女の特徴②自分勝手
聞いてもいないのに自分語りする女の特徴の2つ目は、自分勝手、という特徴です。人の話を聞かず、一方的に自分の話ばかりするのですから、自分勝手としか言いようがありません。このような人は、他の面でも大変自分勝手で、周囲の人たちを振り回す傾向があります。そしてそのことに自分では気づいていません。
周囲の人たちのことを考えない為、敬遠されがちです。多くの人たちはその人に近づこうとしないでしょう。極力避けて通ろうとします。誰でも自分勝手な人には不愉快な思いを抱くからです。周囲の人たちから避けられている存在ですから、当然、友人と呼べる人もほとんどいません。常に孤独といっても過言ではないでしょう。
聞いてもいないのに自分語りする女の特徴③ナルシスト
聞いてもいないのに自分語りする女の特徴の3つ目は、ナルシストという特徴です。多くの女性はある程度ナルシストです。ナルシストだからこそ、自身を美しく着飾ったり、女性らしい身のこなしをしたりします。ですが、並大抵のナルシストではありません。自分以外の人たちは全く眼中にないといっても過言ではないでしょう。
周囲の人たちは自分の足元にも及ばない、と思い込んでいます。常に自分が一番素晴らしいのです。自分より優れた人なんて、この世にはいないとさえ思っています。その為、トイレでは手洗い場を占領している時間が大変長く、また、話をしている時でも常に、髪の毛を触ったりといった、目に見える特徴が多く見られます。
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聞いてもいないのに自分語りする女の特徴④自慢話が多い
聞いてもいないのに自分語りする女の特徴の4つ目は、自慢話が多い、という特徴です。周囲の人たちから尊敬のまなざしを集めたいという心理が働いている為、話の内容はほとんどが自慢話です。また、話している最中は大したことない、という雰囲気を醸し出して話を進めていきます。優越感に浸っているのです。
自慢話をされて喜ぶ人はほとんどいないでしょう。多くの人たちは不愉快な思いをするはずです。その為、話が始まると誰もが口を閉ざすようになります。また、突然用事を思い出したかのように席を立ち、すべての人たちがその場から立ち去ってしまいます。優越感が満たされなかった本人は、不満そうな顔をするでしょう。
聞いてもいないのに自分語りする女の特徴⑤空気を読まない
聞いてもいないのに自分語りする女の特徴の5つ目は、空気を読まない、という特徴です。周囲の人たちがどんな思いでいるのか、また、その場が今どのような雰囲気なのか、ということをほとんど感じ取ることができません。その為、誰かが熱心に話をしている最中でも、平気で割り込んで自分の話を始めたりします。
空気を読まない人は、周囲の人たちが自分のせいで振り回されていたり、不愉快な思いをしていることに、全く気づいていません。その為、周囲の人たちは、大変疲れたり、不愉快な思いをすることが多くあります。最初は「悪気はないのだから」と我慢しますが、やがてその我慢も限界に達し、どんどん人が離れていくでしょう。
あなたは大丈夫?うざい自分語りをしないために気をつけること5選
うざい自分語りをしないため①人の話を聞く
うざい自分語りをしないための1つ目は、人の話を聞く、ということです。最も「うざい」と思われるのは、一方的に話をされることです。中には聞き役に徹する人もいますが、多くの場合、自分の話も聞いて欲しいと感じています。そのようなことを考えず、一方的に話し続けると、周囲の人は「うざい」と強く感じます。
相手の話にも耳を傾けましょう。あなたばかりが一方的に話す状況にならないように注意してください。「私はこんな経験したことがあったんだけど、他の人たちはどう?」と、話すきっかけを作ってあげると良いでしょう。すると、「実は私も」と、他の人たちも自分の体験談を話し始め、あなたは聞き役に回ることができます。
うざい自分語りをしないため②相手の話の内容を盛り込む
うざい自分語りをしないための2つ目は、相手の話の内容を盛り込む、ということです。自分の経験ばかりを一方的に聞かされると、それが大変勉強になる話であっても、聞きたいと思う気持ちが失せてしまいます。中には「それが?」という反発新のような感情を抱く人もいるかもしれません。押し付けがましいと感じるのです。
自分の話をする際には、相手の話を上手に盛り込みましょう。「あなたはこんなことを話していたけれど、実は私にもこんなことがあってね。私もあなたと同じように感じたんだよ」という感じで、相手の経験や感じたことを肯定するような形で、自身の話に盛り込むと、相手は「なるほど」と素直な気持ちで聞いてくれます。
うざい自分語りをしないため③自慢話にならないようにする
うざい自分語りをしないための3つ目は、自慢話にならないようにする、ということです。自慢話をされて喜ぶ人はほとんどいないでしょう。「うざい」と感じられるなら、まだ良い方かもしれません。中にはあなたに対して反発心を抱き、陰口を叩かれたり、周囲の人たちから無視されたりする可能性もあります。
自分の話をする際には、謙虚に話すように心がけましょう。自慢話に聞こえないような話し方をするように意識してください。謙虚さをにじませながら自分のことを話すように意識すれば、自慢話に聞こえることはありません。むしろ、「なんて謙虚な人なんだろう」という印象を与えることになり、周囲からの評価が上がります。
うざい自分語りをしないため④空気を読む
うざい自分語りをしないための4つ目は、場の空気を読む、ということです。誰かが話をしているのを周囲の人たちが熱心に耳を傾けているのに、突然割って入って自分の話を始める、という行為は、全く場の空気を読んでいない行動です。話している人はもちろん、耳を傾けている周囲の人たちも、大変不愉快な思いをします。
そのタイミングが、本当に自分の話をして良いタイミングかどうか、場の空気を読みましょう。相手の話を中断させ、自分のことを話し始めるのは、決して良い行動とは言えません。ましてや周囲の人たちが熱心に耳を傾けている状況ならなおさらです。タイミングがわからない場合は、口を閉ざしておきましょう。
うざい自分語りをしないため⑤起承転結を意識する
うざい自分語りをしないための5つ目は、起承転結を意識する、ということです。だらだら続く話は、聞かされる側にとってみたら苦痛以外の何ものでもありません。メリハリのない話は、仮にそれが大変勉強になる内容であったとしても退屈でしかなく、しっかり耳を傾けて学ぼう、という気持ちややる気をそいでしまいます。
起承転結というものがあります。この起承転結を意識することで、話にメリハリが出て、聞いている人たちにとっても大変面白く、聞こうという気持ちが湧いてきます。もし、起承転結を意思息することが難しいと感じるなら、話し上手な人の話し方を参考にしてください。話し上手な人は、起承転結がしっかりしているのです。