営業女子が考える、これからのSNS
清水:営業ツールとしてSNSはまだまだいろんな可能性があるのではないでしょうか。個人的にはTwitterにマッチング機能があればいいなと思うんですよね。yentaなどのビジネスマッチングアプリはすでに存在しますが、Twitterもビジネス活用向けに進化したらいいなと。
相葉:確かに、プロフィールとツイートを見るだけでは、相手の温度感が読めないところありますもんね。
清水:既にある程度認知されているSNSと、新たな営業支援ツールやSaaS系サービスの連携とか、他アカウントとのコミュニケーションや関係性が可視化できたら面白いのでは。
井崎:私もまだ可能性はあると思っています。日本国内のTwitterユーザー数は、アメリカに次いで世界2位と言われており、特に20~30代から支持されているSNSです。でも、ほとんどは個人アカウントがあーだーこーだやるのを楽しんでいる、いわば「愚痴のメディア」ですよね。
彼氏の愚痴吐き出しアカウントが多い中で、彼氏大好きアカウントが人気になるように「仕事の愚痴カウンターとしてのポジティブビジネスアカウント」という構図が出来上がっている気がするんですよ。
清水:愚痴のメディア(笑)
井崎:なので、全体からみるとごくごく一部でしかない「ポジティブビジネス系アカウント」だけで群れるのではなく、本来の姿である「愚痴アカウント」のほうに訴求できたらより面白くなるのでは、という思いはあります。
相葉:日本でTwitterが人気なのって、リアルで本音を話せなかったり、それこそ愚痴のはけ口がないのも理由かなと。今はこうして営業活用や新たなつながりも求められるツールになっていますけど、いずれ単なる「つぶやきツール」に戻っていくのかもしれませんね。
これからSNSを始めたい、セールスパーソンへのアドバイス
清水:「マナーを忘れない!」これにつきます。手軽に使えるツールだからこそ、距離感を見誤ると大きな損失になりかねません。SNSも人同士のコミュニケーションであることを忘れてはいけないと思うんです。社名や実名を公開している場合だけでなく、匿名利用のプライベートアカウントでも、社会人としての責任を持って発信したいですね。
相葉:私は逆に、深く考えすぎるのもよくないと思うんです。あれこれ戦略を練りすぎて動けなくなるのなら、まずはやってみる!の精神で気軽にチャレンジしてみて欲しいですね。
井崎:当面は継続利用を目標に設定してみては。営業目的であれマーケティング目的であれ、継続しなければ結果は出ません。フォロワーが増えたり、反応が出始めたりすると自然に運用モチベーションはあがってくるので、まずは一定期間続けることをおすすめします。
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