関東で壮大な景色が楽しめる石切場跡(採掘場跡)を5選ご紹介します。まるで古代の遺跡や神殿のような異国感あふれるその様子に感動・感激すること間違い無し!異世界に迷い込んだかのような気分で巡れるので、ぜひチェックしてみて下さいね♪
【1】大谷資料館
栃木県宇都宮市にある「大谷資料館」。
大谷石の採掘の歴史や採石の道具などを展示している資料館で、特に注目されているのが広大な地下の採掘場跡。
その広さは約2万平方メートルで、深さの平均は30m、最深部は地下60mにも及び、野球場が1つすっぽり入ってしまうほどの大きさです。
地下神殿のような巨大な空間は、照明やオブジェなどの効果もあり、とても神秘的。
採掘場跡だけではなく、採掘に関する様々な資料も展示されていて見ごたえも十分です。
探検家気分でじっくりと散策ができ、日本とは思えないような感動的な光景と出会えるのでぜひ訪れてみて下さいね。
[大谷資料館の入館料]
大人800円/小人400円(小・中学生が対象)/未就学児は無料
【2】ラピュタの壁(鋸山)
千葉県安房郡鋸南町と富津市との境に位置する鋸山にある石切場跡「ラピュタの壁」。
垂直の壁のように切られた約90mもの崖を見ることができ、その光景はまるでアニメ映画『天空の城ラピュタ』に登場するワンシーンのようで、ジブリファンの間でも人気です。
もともと鋸山は建築用材などに適した良質な房州石の産地として知られていて、江戸末期から盛んに採石が行われてきました。その石切場の跡が、登山の道中や鋸山を境内としている日本寺などの至るところで見ることができます。
鋸山ロープウェイや鋸山観光道路からもアクセスできる山頂の西口管理所からスタートすれば、徒歩15~20分ほどでラピュタの壁まで行けるので、ぜひ見てみて下さいね。
【3】鷹取山
神奈川県横須賀市にある、標高139mの「鷹取山」。
かつては建築や土木の石材のために採石が行われていましたが、現在は採掘作業は行われていません。
当時の石切場まではハイキングコースが整備されていて、登山道中では垂直に切り立った壁のような岩が次々と現れ、まるで古代遺跡のような景観を楽しめます。
そのほかにも、巨大な岩を彫ってつくられた磨崖仏(弥勒菩薩尊像)や眺めのいい展望台もあり、見どころも豊富。
初心者でも気軽に登れる山なので、ぜひチャレンジしてみて下さいね。