逃げてもいいときに行動できる判断力を磨こう
目標に向かって頑張っていると、壁にぶつかることもあるものです。そんなとき、そこで自分は踏ん張れるのか、それとも、もう限界なのかとじっくり考える時間が必要です。
自分の限界がどこにあるのか探るのは、今までと違ったアプローチで新たな突破口を見つけるためにも、とても大切です。
逃げてもいいのは、どんなとき?
逃げる、逃げないの判断はどうやってつければいいのでしょう?
壁にぶち当たると、つらくて逃げ出したいと思う人は多いでしょう。しかし、「時間をかければ、解決できないこともないさ」と切り替えて、山を切り崩していく感じで仕事に取り組んでいる人がほとんどだと思います。
しかし、毎年、過労死していく人たちはどうでしょう。明らかに自分のキャパシティーを超えた仕事量を押し付けられていたり、過労で体調に異変が生じていることが多いのです。どんなに働いても、最後に自分が壊れてしまってはどうしようもありません。
体が悲鳴を上げているなら、逃げていいのです。
精神が痛めつけられるなら、逃げていい。
心が脅かされているなら、逃げていい。
命が脅かされているなら逃げていいのです。
逃げずに戦おうとすると、追い詰められて逃げ場を失ってしまいます。
そうなると、自分自身の充満した怒りが抑えられなくなることだってあるものです。自分の未来を不幸なものにしないためにも、こういうときはむしろ、逃げなきゃだめだと心得ておきましょう。
逃げてもいい。そのために理解者を探そう
あなたが「逃げたい!」と思ったとき、本当に信頼できる人に話すのが解決の糸口になることは少なくありません。
たとえば、夫や恋人のDVに悩んでいたり、ブラック企業で過重労働を強いられていたり、パートナーや上司のモラハラやパワハラに悩むとき。あなたが逃げたいと思っている問題には、悩みに応じて相談できるプロが必ずいるはずです。
ところが、あなたが深刻に悩んでいても、親や友人は当事者じゃないため、その深刻度がわからず、我慢した方が良いのではとアドバイスしてくることもあるでしょう。
「逃げたい」と思ったときは、真剣に相談できる人を探すことが自分を救うことにつながります。行動に移せる自分自身を励まし、褒めることですよ。友達にも親にもわかってもらえないなら、そこからも逃げていいのです。
あなたのことをわかってくれる人は必ずどこかにいます。メンタルを病んでしまう前に、相談できる場所を探しましょう。
「前職を辞めたいと周囲に相談したとき、親も周囲の友達も『どこに勤めても嫌な人はいる』『嫌な人がいるからといって、あなたが辞めるのは勿体ない」とずっと説得され頑張っていましたが、全無視で業務に支障が出るような不条理なイジメの蔓延する職場からは逃げました。逃げずに受け止め続けたら、今頃メンタルやられてました。逃げるか逃げないかは、自分自身の判断を信じることですよ」(34歳・建築)
逃げてもいい。でも、その上で乗り越えられるならそれもいい
逃げたい気持ちで追い詰められているときって、本当に苦しいものですよね。あなたが今直面している問題が、これ以上頑張っても良くならないとき、今が逃げときだと感じたら、素直にその直感に従うことが大切です。あなたの味方はあなた自身です。
「何かあったら、全力で逃げろ」という藤岡弘さんの言葉を、何度も読み返し、無理をしないこと。心が折れそうなときは全力で逃げていいとあなた自身にやさしく言ってあげてください。
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