アクアマリンふくしまは、ちょっと変わった水族館です。普通の水族館と一味違うのは、イルカのショーも、アシカやペンギンのショーもありません。別名「環境水族館」の名前の通り、ちょっとカタブツ。でも真面目なだけじゃない!GW以降は、ぜひバスタオル持参で行きたい珍しい水族館です。ただ観賞して楽しい!だけじゃない、環境について学び、命について考えたりしながら、自然と触れ合える貴重な水族館へ行ってみませんか?

アクアマリンふくしまの魅力

広々開放的な館内

ちょっと変わってる水族館?!アクアマリンふくしま【福島】
(画像=Olive トリップノートより引用)

ガラス屋根のドーム構造で建てられている3階建ての水族館です。エントランスホールは、ガラス越しに太陽の光が降りそそぎ、開放感あふれる空間となっています。

ちょっと変わってる水族館?!アクアマリンふくしま【福島】
(画像=Olive トリップノートより引用)

このスペースには、水族館では珍しい金魚の展示も。生きた芸術ともいわれる希少な金魚はもちろん、アクアマリンふくしまでつくられた新しい品種の金魚も見られます。

ちょっと変わってる水族館?!アクアマリンふくしま【福島】
(画像=Olive トリップノートより引用)

また3階にあるガラス張りの展望室からは、小名浜港の景色が一望できる、とっておきの場所でもあります。

自然環境を再現したテーマ「潮目」

ちょっと変わってる水族館?!アクアマリンふくしま【福島】
(画像=Olive トリップノートより引用)
ちょっと変わってる水族館?!アクアマリンふくしま【福島】
(画像=Olive トリップノートより引用)

アクアマリンふくしまは、福島県沖に現れる潮目をテーマに、自然環境を再現しています。三角形のトンネルが「潮目」を表し、親潮の源流域オホーツク海や、黒潮の源流域熱帯アジアの自然やサンゴ礁の海などリアルに再現され、そこに暮らす生き物たちが見られます。その鑑賞ルートも自然の中を散策しているかのような環境が作られています。

絶対外せないシーラカンスの世界

ちょっと変わってる水族館?!アクアマリンふくしま【福島】
(画像=Olive トリップノートより引用)

アクアマリンふくしまは、開館当初から進化の鍵を握る生物と言われているシーラカンスの調査を行ってきました。「グリーンアイプロジェクト」と名付けられたその調査は、2009年に世界で初めて、シーラカンスの撮影に成功しています。

ちょっと変わってる水族館?!アクアマリンふくしま【福島】
(画像=Olive トリップノートより引用)

ROVと呼ばれる自走式水中カメラで撮影したシーラカンスの遊泳映像を基に、金沢工業大学と共同で開発された、ロボットなども展示されています。

見るだけで終わらない、体験型施設アクアマリン えっぐ

水族館に併設されている体験型施設アクアマリン えっぐには、子ども向けの釣り堀がある「蛇の目ビーチ」や、里山の自然を再現したビオトープ「BIOBIOかっぱの里」などがあり、釣り堀で釣った魚をその場で食べたり(有料)、裸足になってメダカやカエルなどを探して遊ぶこともできるのです。

ちょっと変わってる水族館?!アクアマリンふくしま【福島】
(画像=Olive トリップノートより引用)

昔ならどこにでもあった風景、どこでもできた遊びが、今はなかなか難しいですよね。そんな環境で子供たちを思いきり遊ばせてあげたくありませんか?そんな遊びや体験を通しながら、命をいただく意味や命の尊さを学べるようになっているのが、アクアマリンふくしまなのです。

楽しい体験は他にも

ちょっと変わってる水族館?!アクアマリンふくしま【福島】
(画像=Olive トリップノートより引用)

楽しい体験は他にもあります。「潮目の海」の大水槽前では、キハダマグロやカツオが泳いでいる様子を見ながら、握りたての寿司が食べられたり、水族館の裏側がのぞけるバックヤードツアー(無料)も毎日開催されています。

ちょっと変わってる水族館?!アクアマリンふくしま【福島】
(画像=Olive トリップノートより引用)

オリジナルの図鑑作りや、魚の解剖、飼育員体験、大人の宿泊体験など、年間を通して様々なワークショップや体験プログラムが開催されるので、興味のある方は公式サイトをのぞいてみてください。