近年、ヨガインストラクターを目指す方は多く、人気の職業のひとつと言えます。
ですが、実際ヨガインストラクターになってみると、楽しいことばかりではなく、さまざまな悩みも出てくるもの…。
今回は、ヨガインストラクターによくある悩みと、解消に向けた対策をご紹介します。
ヨガインストラクターによくある悩み6つ
ヨガで心身の健康を目指すヨガインストラクターは、ステキなお仕事です。
ですが、もちろん悩みもたくさんあります。
ヨガインストラクターである筆者が、多くのヨガインストラクターが抱える6つの悩みをご紹介します。
収入が少ない
ヨガインストラクターの悩みとして、1番よく聞くのが「収入が少ない」ということ。
ヨガインストラクターの中には、収入の低さに悩んでいる方も少なくありません。
大手スタジオの正社員になったとしても、月収は16万〜20万円程度。
残業も多いため、その仕事量に比べると、貰えるお給料はかなり少ないのです。
フリーランスになると、1レッスンの単価は2500〜4000円程度が平均です。
1レッスンは60分ほどなので、これは一見良い単価に思えますが、ひとつのスタジオにつき、担当できるのは1日1〜2レッスンです。
いくつかのスタジオを掛け持ちしたとしても、移動時間などもあるため、1日に何本もレッスンを教えられる訳ではありません。
また、生徒さんが何人来てくれるか、継続して受講してくれるかなどもレッスンフィーに影響します。
常に安定した収入が得られる訳ではないのが、ヨガインストラクターの現状です。
休みが取りにくい
ヨガインストラクターは、その先生のレッスンが目当てでくる生徒さんも多いため、お休みを取るのが簡単ではありません。
もちろん、体調不良などの際には、代行を探すこともできます。
しかし、お休みをするとスタジオに迷惑をかけたり、生徒さんが離れてしまったりするリスクがあるのです。
体力的にキツイ
ヨガインストラクターは、言葉だけではなく、実際にポーズをお手本として行うことが多いです。
そのため、かなり体力を消耗します。
声も使うため、何クラスも続くと喉が枯れてしまう可能性も。
特にホットヨガなどは、高温多湿な環境で教えるため、カラダに負荷がかかります。
ヨガインストラクターは体力的にキツイ仕事でもあるのです。
人気のインストラクターと比べてしまう
ヨガインストラクターとしてスタジオに勤めると、人気のヨガインストラクターのレッスンには生徒さんがたくさん集まります。
自分のレッスンを受ける生徒さんが少ないと、比較してしまい、落ち込んだりすることも…。
また、ヨガインストラクターとしてのスキルや、ヨガの技術も人それぞれ。
自分より上の人は常にいるため、人気のヨガインストラクターと自分を比べて、精神的に辛い思いをする可能性もあります。
集客しなきゃいけない
ヨガインストラクターは、生徒さんがいて成り立つもの。
集客力も、ヨガインストラクターとしてのポイントになります。
スタジオによっては、生徒さんが少ないと解約されてしまうこともあります。
トーク力が必要
ヨガインストラクターはレッスンを教えるだけではなく、その前後の生徒さんとの会話も、大切な仕事の一部です。
生徒さんたちのことを知ったり、レッスンの雰囲気を和やかにするためにも、トーク力が求められます。
生徒さんとの関係を築くことが、レッスンに継続して足を運んでもらうポイントにもなるので、トーク力(コミュニケーション能力)が必要になります。