俳優トム・セレック主演で1980年代に一躍人気を博した人気海外ドラマ「私立探偵マグナム」のリブート版「私立探偵マグナム(Magnum P.I.)」の最新エピソードに、ハリウッドを拠点に活躍中の日本人俳優・尾崎英二郎がゲスト出演していることが明らかとなった。
リブート版「私立探偵マグナム」は、アメリカの地上波ネットワーク「CBS」にて2018年秋より放送されいる人気番組。現地ではすでにシーズン4に突入。新旧ファンを毎回楽しませている。
尾崎は今回、現地時間3月4日に放送される、シーズン4の第15話「デッドマン・ウォーキング」に登場。主人公マグナム(演:ジェイ・ヘルナンデス)は、ハワイ最大の犯罪組織の悪名高きボス=シマ(演:尾崎英二郎)から、息子を誘拐した犯人を探し出してほしいとの依頼を受ける。息子を助け出すまでのタイムリミットは8時間。はたして、マグナムは無事シマの息子を見つけ出し、事件を解決することができるのか――。
<尾崎英二郎 コメント>
ハワイで制作されているドラマはこれまで何作かありますが、その土地柄からパシフィック・アイランダーや日系スターたちの登場も多く、“アジア系俳優の登竜門”的なところがあります。しかし1話完結の刑事犯罪系のドラマは進行のスピードも速く、セリフ量も多いので、これまでなかなか突破できない壁でした。そこに食い込めたことがまず一歩前進。さらに「シマ役」は実はオーディション段階では60歳前後の設定でしたので、製作陣が僕の実年齢のままでの起用に踏み切って下さったこともうれしい驚きの展開でした。
製作総指揮にジャスティン・リンが名を連ねていること、ジェイ・へルナンデス演じるマグナムとシマの緊張感がただよう1対1のロングシーンがあること、「高い城の男」シーズン4で一緒だったリッチ・ティンとまた共演できたこと、ヴェトナム系のレヴィ・トランや往年の日系俳優であるゲディ・ワタナベら、アジア系スターたちが演技バトルを繰り広げるエピソードであること、様々な点で非常に感慨深かったエピソードです。
物語の重要な敵役(antagonist)として、どこまでマグナムにとって脅威となれるか、ぜひご注目下さい!