自分の口座を適切に管理できていない人は意外と多いようです。特に銀行口座を複数所有する人にその傾向が見られます。今回は、普段あまり意識しないけれど、なくてはならない「銀行口座」について、絶対にやってはいけない注意点を解説します。

銀行口座を作る際に必要なもの

お届け印

銀行口座を作る際には、事前に用意するものがいくつかあります。中でも注意が必要なのが「お届け印」です。お届け印とは銀行の顧客情報台帳に本人を証明する印鑑を記録するためのハンコのことです。

お届け印は、変形しやすい素材のシャチハタやゴム印は認められません。。硬い素材でできており、印面の欠けや摩耗がないものを用意しましょう。

市販の三文判は銀行印にできますが、複製されるリスクや同じ印影の三文判を持つ人がいるリスクがあります。また、不動産契約などに必要な実印は、紛失時のリスクが甚大になる可能性も。できれば専用の銀行印を作る方がいいでしょう。

なお、インターネット専業銀行など、お届け印が不要な場合もあります。

身分証明書

身分証明書は写真つきなら1種類でOKですが、写真なしだと2通必要です。

<写真つき>
マイナンバーカード、運転免許証、福祉手帳、パスポート、住民基本台帳カード、身体障害者手帳など

<写真なし>
(1)健康保険証、介護保険証、年金手帳、母子健康手帳など
(2)公共料金の領収書、住民票の写し、印鑑証明書など

上記の(1)から2点、または(1)と(2)から1点ずつ選びます。

窓口では身分証明書の原本を提示、郵送やインターネット申込の場合は、申込書に身分証明書の写しを添付して送ります。

なお、15歳未満の子供が口座開設する場合は、子供と親権者の身分証明書が必要となります。

暗証番号

キャッシュカードの暗証番号は、事前に考えておくと手続きがスムーズです。

また、クレジットカード併用型のキャッシュカードを作る場合は、キャッシュカードとクレジット決済の暗証番号がそれぞれ必要です。

以上の3点を用意できたら、銀行の窓口などで口座開設手続きを開始します。

詳細はこちら。

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