あなたは「トープ」という色がどんな色か知っていますか?この記事では、トープがどんな色かに加え、その色が持つ意味やグレージュ・ベージュなどその他の色との違いについても詳しく解説していきます。色の組み合わせやファッションに興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
トープとはどんな色?名前の意味や由来とは?
黒に近い灰色系カラーのこと
まず、トープという色は、「黒に近い灰色系カラー」のことを指します。色コードでは#504946と表記されます。この色は、チャコールグレーや墨色と呼ばれる色とかなり似ていますが、市販品として売られている製品の色の濃淡はかなりの違いがあります。
また、トープは「グレーとブラウンを混ぜたような中間色」と表現される場合もあります。良くこの色を見てみると、茶色がかった色味を見てとることができます。ただの灰色・グレーよりも少し暗めな色なのがポイントです。
名前の意味・由来はフランス語のもぐら
トープという名前の意味や由来は、フランス語の「もぐら」にあります。トープは、フランス語では「taupe」と表記し、この言葉はフランス語でそのまま「もぐら」という意味を表すそうです。
日本ではもぐら自体をあまり見ることがないのでその色がどんなものかピンときにくいですが、フランスなどで見られるもぐらは濃いグレーとブラウンが混ざったような色をしているようです。「トープの由来がフランス語のもぐら」と言う事実に驚いた方もいるかもしれませんね。
以上までで、トープの色の特徴やその意味、フランス語を起源にする由来などについてご紹介してきました。コーデのみならず、ヘアカラーにも興味のある方はぜひチェックしてみてください。
トープと似ている他の色との違いは?
違い①チャコールグレー
トープと似ているとされる色の1つに、「チャコールグレー」があります。このチャコールグレーは、「消し炭色」と呼ばれ、トープより少し茶色がかった色味が強いのが特徴です。色コードでは#4e454aと表記されます。
この色は、メイクの際のアイブロウのカラーでも人気の色なのですでにご存じの方も多いでしょう。また、秋から冬にかけてマフラーや手袋などの防寒具としても取り入れられることの多い色です。
違い②黒・ブラック
トープに似ている色の2つ目は、「黒・ブラック」です。トープとの違いとしては、その色にトープの色にあるグレーや茶色という色味が一切ないという点です。色コードでは#000000で示されます。
日本人の女性は、この黒・ブラックの髪色を持って生まれてくる人がほとんどですよね。また、このブラックの色を使ったコーデをすると、相手にシャープな印象を与えて大人っぽく見えます。
違い③グレージュ
3つ目にご紹介する色が「グレージュ」です。このグレージュという色は、主にヘアサロンなどで多く使われる色です。グレージュは、「グレー(灰色)とベージュの中間色に当たるくすんだカラー」を指します。
グレージュとトープカラーとの違いは、グレージュは少しベージュの色味が多いことと、グレージュには明るめの色・暗めの色が存在することです。このベージュの色味が多いグレージュという色は、今ヘアサロンでも流行りのヘアカラーの一つとなっています。
トープの色が似合う人の特徴3選!
特徴①黒目の印象が強い
トープの色が似合う人は、「黒目の印象が強い」だと言えます。黒目の黒の色が濃い、または黒目の割合が大きくてその印象が強い人はトープの色がよく似合います。瞳の中の黒・白の色のコンストラストがはっきりしているのでこの色と相性が良いのです。
少し暗めの灰色であるトープの色を身に着けたり、コスメに取り入れたりするとこのコントラストが際立って周囲の目を引くこと間違いなしです。あなたもトープ色が日合う人かも?と思ったらぜひこの色を取り入れてみましょう。
特徴②透けるような白い肌
次にご紹介する特徴は、「透けるような白い肌」です。時には青白さすら感じさせるくらい色白な肌にこのトープという色が似合います。また、色白でありながら、顔立ちがしっかりしている人により似合うそうです。
日本人は基本的に色白というよりは、少し色が黒い人が多いかもしれません。しかし、一般的な日本人の肌に比べて自分は色白だと感じる方は、トープが似合う人かもしれませんのでぜひ今一度、自分の肌色もチェックしてみましょう。
特徴③しっかりした黒色の髪
最後にご紹介するトープの色が似合う人の特徴は、「しっかりした黒色の髪」です。印象としては細くて柔らかい髪質ではなく、太くて割としっかりした髪質で、かつ黒々とした髪色です。
日本人として生まれてくると、このような「しっかりした黒色の髪」を持って生まれてくることが多いのでこれに当てはまる人は多いでしょう。ただ、カラーなどでグレージュっぽくしたり、ブラウン系に染めている場合もあるので自分の髪色についてもチェックしてみましょう。
ここまで、トープという色の特徴や、フランス語の「もぐら」からくるその由来、意味についてご紹介してきました。それぞれの色の違いやコーデも学べるので必見です。