親子共育発達さぽーと協会が運営するスターズアカデミープロジェクトは、「全国の子ども達に自立に必要な授業を提供するため」のプロジェクトを、国内最大級のクラウドファンディングREADYFORにて実施中。期間は、3月7日(月)12:00~4月28日(木)23:00。

子どもの才能を育む環境づくりの重要性

親子共育発達さぽーと協会代表の岩崎志穂氏は、”発達がゆっくりな子・個性豊かな子ども”の専門家庭教師、子ども発達トレーナー、心理カウンセラーとして、「どんな子もその子にしかない才能があり、社会でイキイキと活躍できるよう寄り添い尊重する」ということを信念に、日本や海外でたくさんの子ども達に関わってきた。

海外でのインターシップで”自閉症と診断された5歳の男の子”と出会い、環境や周りの大人との関わりによって劇的に変化する姿を目の当たりにし、子どもの才能を育む環境づくりの重要性を痛感すると共に、子ども達の才能を伸ばせる環境づくりを自身のテーマとして考え、日々、教育の仕事に従事している。

学校だけでは自立を学ぶ機会が不充分

同氏は、たくさんの子ども達と関わる中で、「お金のこと」「家族を作っていくための性のこと」「自分や大切な人を守るための防災、防犯のこと」「自分たちの身体を作っている食のこと」「将来の人生をイメージできる仕事のこと」など、自立のために必要なことを学ぶ機会が、学校だけでは充分とはいえないと感じたそう。また、家庭で担うにしてもどのタイミングで個人を尊重しながら伝えていくかが難しいというたくさんの声を聞いてきたという。

全国の専門家が自立に関する授業を提供

そこで「全国の子ども達に自立に必要な授業を提供したい」と考え、学校では教えてくれない自立に関するオンライン授業、スターズアカデミープロジェクトをスタートした。

生命科学の博士号を保持し、宇宙科学研究所(JAXA)勤務経験のある網蔵先生や、国立科学博物館地学研究部所属の久保田先生をはじめ、全国の専門家が学校では学べない自立に関する授業を、全国の子ども達に提供する。

また同協会は、発達がゆっくりな子にとっても、”安心して自分の才能を伸ばす事ができる場所”を提供する事で、日本でのインクルーシブ教育(多様性の尊重をし障がいの有無を分けず共に学ぶ教育)のひとつの”場所”となることを目指している。