「もう一度お仕事を始めたいけど、ブランクが長くて不安だ」「仕事のブランクがあると採用してもらえないって本当?」こんな不安を持つママは多いもの。
お仕事復帰に対し、ママたちが抱く3つの不安とは?
お仕事から離れて3年以上が経つママたちは、社会復帰に対し、どのような不安を抱いているのでしょうか。
1.子どもの急病
あらかじめ休むことがわかっていれば、同僚に代理を頼んだり、休んだとき仕事仲間が困らないように情報共有や引き継ぎをしておくこともできますが、急な場合それも困難ですよね。
職場によっては、自分が休む場合、代わりの人を自分で見つけなければいけないケースもありますし、周りに子育てをしている人がいないと、理解してもらいにくいというケースもあります。
そうなると、「急に休む可能性が高いなんて、周りの迷惑になるのでは・・・?」と、とても不安になってしまうようです。
2.周りの方とのコミュニケーション
仕事となると、様々なタイプの人たちとコミュニケーションを取る必要があります。
同僚になる人達と合わなかったら?と心配になることもあるでしょう。
他にも、「直属の上司と合わなかったらどうしよう・・・」という不安もあるようです。
3.仕事に対する不安
3年以上仕事を離れていると、実務経験がある仕事でも、勘を取り戻すのに時間がかかります。
未経験の仕事を始めるとなれば不安を感じてしまうのは自然なことでしょう。
仕事を覚えたり慣れるまで、誰かがつきっきりで教えてくれる環境とも限りません。
そうなるとどうしても「仕事を覚えきれず、ミスをしたら周りの迷惑になってしまう・・・」という不安を抱いてしまうようです。
このようにブランクのある主婦にとっての社会復帰は、不安が尽きないもの。
ブランク歴が長くなれば、なおさらでしょう。
先輩ママが取った対処法を紹介!
実際に長いブランクからお仕事を始めた先輩のパート主婦が、復帰に対する3つの不安に対してどのような対処法を取ったのかをご紹介します。
1.子どもの急病への対処法
・面接の際に責任者の方に確認を取り、代わりは自分で探すのか、店の方で対処してくれるのかを確認した
・家族(夫、祖父母など)に協力を求められるようにしておいた
・保育園の近くで職場を探した
また、急なお休み相談も受けられます、と求人に明記している場合もあるので、求人詳細を確認してみましょう。
急な欠勤・早退が相談しやすい職場としては、コールセンターやファミレスなど、ある程度人員がいてお互いカバーしやすい職場があげられます。
2.周りの方とのコミュニケーション
・とりあえず笑顔を心がけた
・マナー本を読むところから始めた
・自分から話しかけてみた
その一方で、「みんなの輪に入るのを拒んでいたら、どんどんコミュニケーションがとりづらくなっていった。
もっと自分から関わるようにするべきだった」と、反省している方もいます。
職場で好かれるパートさんは、話しかけやすい雰囲気があったり、時間を守っていたり、いくつかの特徴があります。
3.仕事に対する不安
・メモを取る
・わからないことはきちんと質問する
パソコンの使い方がわからなかったり、敬語がめちゃくちゃになってしまっていたりと、勘を取り戻すのに苦労した思いをされたという先輩主婦は、このように努力している姿勢を見せることを心がけていたとのことです。
メモを取るときにゆっくり丁寧にきれいに書こうとすると、相手がイラっとしてしまうことも。
まずは思い出せるように走り書きをして、後で復習がてら清書しなおしている、という工夫も聞こえました。
ブランク期間があると採用されない?
さて、他にも気になるのが「ブランクが期間があると、面接を受けても採用されないのでは?」というギモン。
確かに、職場を離れていたことで敬語やビジネスマナーを忘れてしまっていたり、当時使っていた時よりパソコンが進化していてすぐに使いこなせなかったり、すんなりお仕事復帰といきにくいため、スムーズに採用されにくいものです。
しかし、ブランク期間を研修期間とする考え方も大切です。
弊社には、ブランク期間16年を経て、再就職をした社員がいます。
出産を機に、以前の仕事を退職した後、彼女が打ち込んだのは「PTA活動」でした。
会長を務めた3年を含む、計9年の間、PTAのとりまとめや、会議の企画・運営、議事録の作成、会計など、様々な活動内容を面接で伝えたことで、「しっかりと仕事をする人」という印象につながり、採用となりました。
また、短期の派遣をうまく活用してお仕事復帰に役立てた、という声も。
1日~短期間だけ就業して、仕事感覚を養うということも可能です。
短期パートは特別なスキルがいらず、すぐに作業に取り組めるお仕事が多いのが特徴。責任のある仕事や判断が必要になる仕事に就くこともまずありません。
決められたお仕事をおこなうことになるため、仕事内容からくるストレスが少なく、久し振りにお仕事復帰をする人も、チャレンジしやすいのです。
もちろん、デメリットもあるので、まずは下記の記事も参考にしてみてくださいね。
いざお仕事探し!自分にあったパートはどう探したらいい?
お仕事探しをするには、まず「基準」を考えてみましょう。どういう条件がいいか?を考えておく必要があります。
例えば、お部屋探しの場合、3LDKで、駅から10分以内、家賃は〇万円以内で、日当たりがいい部屋がいいな…など、お部屋に求める条件がありますよね。
あなたがお仕事に求める条件=お仕事選びの基準、となってきます。3つのステップから、アナタのお仕事選びの基準を見つけることができます。
1.パートに求めていることを洗い出す
2.洗いだした項目を整理する
3.整理した項目に優先順位をつける
と、至ってシンプルです。
順を追って、自分の希望を精査することで、無理なく「今の自分が、パートに求めている条件」を明確することができます。
おすすめの求人サイトはどれ?
ネットでお仕事を検索すると、たくさんの求人サイトが表示されますよね。
ブランク復帰の主婦にやさしい、パートのお仕事はどこから探せるでしょう。
求人サイトには大きく3種類があります。
•全国・地域の求人サイト
全国・地域など、お仕事を探している地域によって求人がまとめてあるサイトです。
タウンワークや、マイナビ、an など、大手求人サイトや、その地域にしかない求人会社が運営しているサイトでは、より身近で掘り出し物の情報に出会えることもあります。
•業種・職種専門の求人サイト
特定の業界や業種に特化したお仕事だけを掲載しているサイトです。
就きたいお仕事がある程度決まっている場合、このようなサイトを使用することで、関係のない求人情報を見なくてすんだり、業界に特化した詳細な求人を見ることができることもあります。
•特定のターゲット向け求人サイト
ママやシニアがパート探しをする際、時間的・体力的な制約のもとお仕事を探すことになるので、最初からそれが前提になっている求人サイトを見ると、希望の条件に近い求人が見つかりやすくなります。
手前味噌にはなりますが、しゅふJOBは主婦の求人に特化しているので、急なお休み相談ができる職場、ブランクに理解のある・不利にならない職場など、主婦に嬉しい条件でお仕事を検索することができます。
また、グラン・ジョブなどは60歳から始められるパートの求人を多く掲載しているので、無理なく体に負担のない軽作業などが見つけやすくなっています。
まとめ
仕事にブランクがあったとしても、「これから一生懸命働く」という姿勢を見せることが大事です。
また、子育てや主婦をがんばってきたということをアピールすれば、それはプラスに働くこともあります。
必要以上にブランクを不安に思うことなく、自分のアピールポイントをどんどん見つけ、徐々に慣らしながらやりたい仕事に就けるようにしていきましょう。
提供・しゅふJOBナビ
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