4.重いモノを入れる収納グッズはキャスター付きを選ぶ
床に直に置くような重いモノを収納する場合は、キャスター付きの収納ケースが役立ちます。重さが感じられないくらい、軽い力で動かすことができますし、床に傷もつきにくいです。
元からキャスターがついていない物でも、別売りのキャスターが取り付けられるモノや、粘着テープで市販のケースにキャスターが取り付けられるモノも100円ショップなどにあります。
上の画像はニトリの定番「インボックス」です。そのままでは、キャスターがないボックスですが、別売りのキャスターをつけることができます。
5.細かすぎる分類はやめる
キレイに収納したい!と思う人ほど、細かい仕切りや引き出しなどがある収納を選びがちです。
細かい分類は一見素晴らしい収納ですが、例えば、1つの引き出しにすべての文房具が入っていると、ハサミ、ペン、テープが必要なときも、1回引き出しを開けるだけですべて取り出すことができますが、細かい分類では、ハサミの引き出し、ペン類の引き出し、テープ類の引き出し、と1つずつ3回開けて取り出す必要があります。
また、人は使うときは取り出す必要があるので、面倒でも取り出しますが、しまうときに面倒だと出しっぱなしになり、結局、収納が使えなかった…、ということがよくあります。
上の画像(お客様事例)は電池のサイズごとにピッタリの仕切りがある収納ケースですが、手持ちの電池の数と仕切りの数が合わず、結局入りきらずに電池は違うケースに入れてしまっていました。
細かすぎる仕切りは、モノの数や形が合わなくなると使えなくなってしまいがちです。
6.無駄なフタつきはやめる
フタつきケースのメリットといえば、ホコリから防げる、上にモノを重ねることがきる、中身を隠すことができる、という点があります。
その点は良いのですが、モノを出し入れするたびに、フタも開け閉めしなくてはいけないのでアクション数が増え、面倒な収納になってきます。
上の画像はお客様事例(洗面台下)ですが、開け閉めが面倒になってしまった例です。また、フタも片手で簡単に開けることができるモノもあれば、フタが開け閉めしにくい、とうこともあります。
引き出しの中や収納庫の中であれば、できるだけフタがない収納ケースを選ぶのもポイントです。
7.使用場所や用途に合わせた素材を選ぶ
収納グッズの定番といえば、プラスチック製ですが、その他にも布製、天然素材(かご)、不織布、紙製など様々な素材があります。
天然素材のかごがおしゃれだからと、キッチン周りで使っていると、中にホコリや食べ物の粉などが、かごの隙間に詰まってきたり、油汚れが付着したりしてしまいます。
簡単に洗うこともできず、お手入れがしにくい素材はキッチン周りには向いていません。
また100円ショップなどで手に入るような不織布でできたボックスを使っている人もいますが、何度も引き出したりしているうちに、ボロボロになってきて耐久性に欠けることもあります。
紙製のボックスも同様です。配送されてきた段ボールまで収納にしている人がいますが、衛生的ではなくおススメはできません。
今回は、収納グッズ選びの基本ルールをご紹介しました。
「何かに使えると思い、取りあえず収納グッズを買ってしまう人」も多いと思いますが、収納グッズも、1つの物。
失敗するとモノが増えるどころか、収納スペースが使いにくくなってしまうこともあります。
基本ルールを確認して、暮らしにあった収納グッズを選んでください。
最後になりますが、収納グッズの購入はモノの整理がすんでから最後の楽しみにしてくださいね♪
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