女優のエマ・ワトソンの“はまり役”と言えば、やはり映画『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役であるが、実はかなり長い道のりを経てハーマイオニー役をゲットしていたようだ。

1990年4月15日にフランス・パリでイギリス人の両親の間に生まれたエマ。5歳まではパリに住んでいたというが、その後、両親が離婚。エマは母親と共にイギリスへと引っ越すことになった。その後、エマは「ステージコーチ・シアター・アーツ」のオックスフォード支部で歌や、踊り、演技を学ぶことに。トレーニングを重ねたエマは、さまざまな作品や学校の劇などにも出演したという。

そんなエマが“ハリー・ポッター”の存在を知ったのは父親がきっかけ。エマが父親と車に乗っている際中、父が「ハリー・ポッター」の小説からの抜粋をエマに読み聞かせてくれたことがあったとか。

そして1999年、『ハリー・ポッター』のキャスティングが開始されることになり、偶然にも、映画のキャスティング担当者らがハーマイオニー役と同じ年齢の人を探しにエマの学校を訪問し、オーディションを開いたのだという。