香川県の名物と言えば讃岐うどん。他には何か思いつきますか?骨付きどり?新鮮な瀬戸内海のお魚?今回は地元民おすすめのローカルフード、ふんわり甘い揚げたて「えび天」をご紹介します。香川県観音寺市にある福弥蒲鉾(ふくやかまぼこ)さんの工場では出来立ての「えび天」を食べる事ができますよ!
香川のえび天って?
えび天と聞くと、皆さん上の写真を思い浮かべると思います。でも香川では・・・
殻付きのえびを丸ごとすりつぶし、さらに魚のすり身と合わせ揚げたものをえび天と言います。一般的には、さつま揚げと呼ぶことも多いと思いますが、香川では「天ぷら」と呼ばれ、魚の豊富な瀬戸内海でも定番の食べ物です。
中でも、香川のえび天は、地元でとれた海老を殻ごとすり潰しているので、シャリっとした食感があり、海老の旨味がぎゅっと詰まった逸品ですよ!
今回ご紹介する福弥蒲鉾のえび天には、絞り豆腐も練りこまれているので、ふわふわ食感がアップしてとっても美味!そんな、ふわふわえび天の揚げたてを工場でいただく事ができますよ!
工場で揚げたてアツアツを食す!1日1時間の美味しい時間
天ぷら・ちくわなどを製造・販売を手がける「福弥蒲鉾」の工場では、あっつあつのえび天を食べる事ができます。購入できるのは、午前10時から11時の1時間限定!揚げたてはこの時間しか購入できません。
工場の入口には、「揚げたて販売中」と書かれたのぼりが立っていて、入るとすぐ事務所があるので、そこで注文をします。
すぐに食べる場合は、小さな袋に入れてくれます。
持ち帰る場合は油が染みないように丁寧に袋に入れてくれますよ!
さて、前振りが長くなりましたが、一番気になるはお味は?
揚げたてのえび天は、一口食べるとえびの旨味がふわっと広がり、甘味もぐっと感じられます。揚げたてなうえお豆腐が練り込まれているのでふわっとしつつも、えびの殻も入っているので少しシャリっとした食感も味わえますよ!
うまく言えませんが、揚げたては鼻から抜ける香りも美味しい!
冷えても、甘味が増し美味しくいただけますよ!
そして、何より、社員の皆さんの笑顔と対応が素晴らしいですよ!すぐ前は瀬戸内海、海を見ながら食べてみてはいかがでしょうか。
福弥蒲鉾について
明治43年創業、100年続く味
香川県西部にある観音寺市で明治43年「福島弥太郎商店」を創業、地場の魚で、天ぷら・ちくわなどを製造・販売を始められました。以来100年以上、地域の方に親しまれてきています。
新鮮な魚介を生かした、美味しいてんぷら天国
瀬戸内海の中央部、燧灘(ひうちなだ)で獲れる魚介は複雑かつ急な潮の流れの中で育っているため、身がしまり美味しく育ちます。そんな新鮮な魚介を生かした天ぷらをたくさん販売している福弥蒲鉾は、まさにてんぷら天国。
また、えび天に使われる海老も、地元で獲れた新鮮な小エビ(えびじゃこ)を使用!目の前の海で獲れた新鮮な食材を使って、福弥蒲鉾の天ぷらは作られます。
小エビは殻付きのままミンチにするため、風味があり少しシャリッとした食感も楽しめます。カルシウムもたっぷりですね!