忍者体験施設「伊賀流忍者道場」を運営する市川屋が、忍者の日である2月22日(火)、京都四条烏丸で「伊賀流忍術学園」を開校。伊賀で生まれ育った学園長の市川伊蔵さんが、実技、座学、野外での実践や専門家を招いた特別講義、ワークショップも交えて、忍術、忍者の哲学、概念、歴史、文化、技術を基礎を教授する。

忍術とは如何なる状況下でも生き抜く術

『STRAIGHT PRESS』より引用
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忍術とは、如何なる状況下、環境変化をも生き抜く術。今を生き抜くサヴァイバル術であり、環境変化に適応し時代を生き抜く処世術だ。また古来より日本人は、道具や物を何代にも渡り大事に使う知恵、もったいない文化がある。かつて忍者も今ある道具を創意工夫して有効利用していた。

サスティナブルは今に始まった事ではなく、過去の歴史、自分たちの文化を見直し、ふるきをたずねるだけでも現代に十分に活用できる知恵がある。忍術・忍者を通じて、現代に活かせる気づきや学びと、人や地球に優しい生き方を身に付けて頂くため、伊賀流忍術学園を創設したという。

『STRAIGHT PRESS』より引用
(画像=『STRAIGHT PRESS』より引用)

入学すると、実技、座学、野外の三本柱を中心に体系化されたプログラムで学ぶことができ、入門伝からはじまり、初伝、中伝へと進んでいく。

4月からの同授業に先立ち、2月22日(火)より体験入学を実施。入門試験はなく、中学1年生以上であればだれでも応募できる。