それでなくても、2020年は彼女たちの他に、Mnetのグローバルオーディション番組『Girls Planet 999:少女祭典』から選抜されたKep1er(ケプラー)や、かつて”韓国のマイケル・ジャクソン(MJ)”と呼ばれた男、パク・ナムジョンの娘であり、子役出身のパク・シウンが所属するSTAYC(ステイシー)、IZ*ONE出身のチャン・ウォニョンとアン・ユジンの2人が在籍し、”新人モンスター”と言わしめたIVE(アイブ)など、そうそうたる新人アイドルグループが誕生した年でもあるのだ。
そんな中、TSUKIが『GingaMingaYo(the strange world)』ステージで見せた、くるくる変わる表情やコミカルなパフォーマンスは、新人アイドルグループ”Billlie”という存在感を押し上げたと言っても過言ではないだろう。
アイドルらしからぬ表情をして見せたり、大きな目をさらに見開いたり、カメラを見つめウインクしたり、完全に楽曲の世界観に入り込み、振り切ったパフォーマンスを披露している。この彼女のファンカムだけを見ていると、そこはさながらミュージカルのワンシーンのような感覚に陥りそうだ。
動画を観たネットユーザーは「表情を見るのが楽しくて、つい目がいっちゃう」「生まれつきのアイドル!」「これからのステージも楽しみ」など、熱い反応を見せている。
彼女たちの所属事務所であるMYSTIC STORY(ミスティックストーリー)は、韓国大衆音楽界において、”バラード職人”と称されるユン・ジョンシンが、総合プロデューサーとして指揮を執る芸能事務所だ。現在所属しているアーティストの割合は俳優が多く、BilllieはMYSTIC STORY初のガールズグループとして誕生したのである。
最大株主はSМエンターテインメントだが、会社規模としてはさほど大きくない。ユン・ジョンシンが、韓国メディア界で持つ影響力は大きいため、メディアの露出面についての心配はなさそうだが、STAYCのような例もあるため、会社のプロモーション次第で、今後の活動に明暗が出ることは明らか。
今回TSUKIが生み出したこの風を、どのようにして上昇させていくのか‥これからも注目していきたい。
提供・Danmee
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