- 高学歴ニートは自分の売り込み方を覚える
学歴と仕事の能力は全く関係ありません。会社では、いかに稼げるかの方が大事なのです。
学歴偏重の職場と言えば、学校関係や役所です。こうした機関は定年まで学歴がつきまといます。
会社においては、交渉力やマネジメント力の方が価値があるのです。しかしながら、日本の学校ではコミュニケーションに関する授業はほとんど行われていません。人前で演説する機会も少ないです。
ほとんどの会社員は、仕事でこうした能力を培います。特に営業での経験がある人はうまい売り込み方法を知っています。
この売り込み方法がうまい人は、面接でも好印象を与えます。
運良く就職できた人でも売り込み方が苦手な人は、転職しない方が賢明でしょう。
高学歴ニートの原因の一つに、売り込み方が不得意という特徴があります。売り込み方が下手だから、面接をパスできない。いくら履歴書がうまくかけてもコミュニケーション不足が原因で、自分をうまく表現できないのです。
ただし、こうした売り込み方は訓練が可能です。ティッシュ配りのアルバイトや自分の名刺を常に持ち歩いて、お金になりそうな話があったら、名刺を渡すなどを習慣にすればいいのです。
あがり症の人でも大丈夫です。最初からうまくできる人はいません。たとえ失敗しても構いません。
少なくともあなたは挑戦したのですから。きっと失敗した原因も分かっているはずです。
5.高学歴ニートは原因を知らない!?
そもそも高学歴ニートは自分のことをニートだと思っていません。高学歴なのだから、すぐに就職できて現状を打破できると。原因を見つめ直していないのです。
客観的に見て、3ヶ月以上就職に関する訓練や勉強、アルバイトなどをしていなければニートです。そこに有名大学卒業という肩書が加われば、高学歴ニートのできあがりです。
ここでいう就職に関する訓練とは、パソコン教室に通っていたり、ビジネスや自己啓発に関する本をじっくり読むことも含まれます。
これは、立派な就職活動の一つです。就職とは会社で働くことではありません。
自分の特徴を活かして収入を得ることです。
- 【高学歴ニート】タップダンスをしながら仕事に向かう
今時、自分の好きなことや特徴を活かして仕事をしている人はほんの一握りだよという人がいます。
しかし、それは違います。自分の得意なことをする方が苦手なことをするより数倍簡単です。それは、仕事にも言えます。仕事は自分の特徴を生かすべきなのです。
マクシム・ゴーリキーは「どん底」でこう書いています。
「仕事が楽しければ、人生は楽園だ。仕事が義務なら、人生は牢獄になる。」
つまり、裁判で懲役の判決が出なくても、仕事が誰かにやらされていると感じているのなら、それは牢獄にいるのと同じだと言うことです。
6.高学歴ニートから鮮やかに脱出する!
まずは、人生の目標を決めましょう。ピアニストになりたいとか、映画監督になりたいとか、バリスタになりたいとか目標は具体的なほどいいでしょう。フリーターは手段であって、目標ではありません。
目標が決まれば、次はそれにつながる簡単な行動をとるのです。すでにあなたは高学歴ニート脱出の糸口をつかんでいます。
例えば、バリスタになりたいというのであれば、コーヒーについて知らなければいけません。コーヒーに関する本を図書館で借りてもいいでしょう。買ってもいいですが、図書館なら無料です。
また、フリーターになってカフェで働くのもいいかもしれません。バリスタになりたいというのであれば、コーヒーの注ぎ方をマスターするのがいいでしょう。