「ホラ吹き」の意味や正しい使い方をご存知でしょうか。またホラ吹きと似た言葉に「嘘つき」という言葉があります。嘘つきの意味とは?ホラ吹きと嘘つきには違いがあるのでしょうか。ホラ吹きの意味や語源と使い方の例文、嘘つきとの違いをご紹介します。

ホラ吹きの意味とは?

ホラ吹きの意味①でたらめなことを言う人

「ホラ吹き」の意味・語源・嘘つきとの違いは?正しい使い方・例文・類義語も
(画像=『BELCY』より引用)

ホラ吹きという言葉には「でたらめなことを言う人」という意味があります。例えば疑問な点があるひとつの物事があったとします。その疑問に対して確実な根拠やこれといった理由がないのにもかかわらず、あたかも全て知っているかのように話す人に対して「ホラ吹き」という言葉を使って表わすことができます。

ホラ吹きの意味②おおげさなことをいう人

「ホラ吹き」の意味・語源・嘘つきとの違いは?正しい使い方・例文・類義語も
(画像=『BELCY』より引用)

ホラ吹きという言葉には「おおげさなことをいう人」という意味があります。事実に基づいて周りの人に話をしているのですが、実際に起こったことや体験したことよりも大変な状況であったかのように周りに伝える人のことを「ホラ吹き」という言葉で表すことができます。

ホラ吹きの語源とは?

ホラ吹きの語源はホラを吹く

「ホラ吹き」の意味・語源・嘘つきとの違いは?正しい使い方・例文・類義語も
(画像=『BELCY』より引用)

ホラ吹きは「ホラを吹く」という言葉が語源となっています。ホラを吹くとは「物事をおおげさにしてでたらめなことを言う」という意味があります。吹くを吹きとすることで「物事をおおげさにしてでたらめなことを言う人」と使うようになりました。

ホラ吹きの語源は法螺貝

「ホラ吹き」の意味・語源・嘘つきとの違いは?正しい使い方・例文・類義語も
(画像=『BELCY』より引用)

ホラ吹きの語源は法螺貝(ほらがい)にあると言われています。ホラ吹きのホラは漢字で書くと「法螺」となります。法螺とは「法螺貝に細工をして吹奏楽器にしたもの」という意味があります。法螺貝は山伏(山に寝起きをして修行をする僧のこと)が獣除けや山での連絡や合図のために使用するものです。

法螺貝は遠くまで聞こえるように作られていますが予想している以上に大きな音が出るものです。そのことから予想以上に大儲けをするという意味で「ほら」という言葉を使うようになり、おおげさなことを言う人を「ホラ吹き」と言うようになりました。

ホラ吹きの使い方は?例文も

ホラ吹きの使い方・例文も①見栄をはっている人に使う

「ホラ吹き」の意味・語源・嘘つきとの違いは?正しい使い方・例文・類義語も
(画像=『BELCY』より引用)

ホラ吹きの使い方1つ目は「見栄をはっている人に使う」ことができます。物事をおおげさに伝える人は周りの人に見栄を張りたいという心理状態が見られます。身近にいる人から些細なことで一度褒められたとしても「いつもみんなから褒められる」などのように周りに話している人を「ホラ吹き」と使うことができます。

ホラ吹きの使い方「見栄をはっている人に使う」例文

好印象を得たい気持ちが大きすぎるあまりホラ吹きになっています。

見栄を張り過ぎた結果ホラ吹きと言われていることに彼女は気が付いていません。

あなたの身近な人に見栄っ張りだなと感じる女性はいますか?見栄っ張りな女性はどのような心理状態でどのような特徴があるのでしょうか。マウンティングされたときの対処法の参考にしてみてください。

ホラ吹きの使い方・例文も②話を盛っている人に使う

「ホラ吹き」の意味・語源・嘘つきとの違いは?正しい使い方・例文・類義語も
(画像=『BELCY』より引用)

ホラ吹きの使い方2つ目は「話を盛っている人に使う」ことができます。いつも話がおおげさだなと感じる人は話を盛り些細なことを大きなことにして伝えている可能性があります。

あの人の周りではいつも大きなトラブルやハプニングが起こり過ぎている気がする。そのような人はホラ吹きである可能性が考えられます。

ホラ吹きの使い方「話を盛っている人に使う」例文

あの人はホラ吹きなので言っていることが信用できません。

ホラ吹きだと噂の彼女の話はどこまでが本当でどこからが嘘なのかわからない。

ホラ吹きの使い方・例文③知ったかぶりの人に使う

「ホラ吹き」の意味・語源・嘘つきとの違いは?正しい使い方・例文・類義語も
(画像=『BELCY』より引用)

ホラ吹きの使い方3つ目は「知ったかぶりの人に使う」ことができます。ありとあらゆる会話に参加をしてきて最終的にはいつも会話の中心人物になっている。けれど後からその内容や証言に誤りがあるということがよくある人を「ホラ吹き」という言葉で表すことができます。

ホラ吹きの使い方「知ったかぶりの人に使う」例文

物知りな彼が実はホラ吹きだという事実を知ってショックを受けました。

たんなるホラ吹きだと言われないようにたくさんの知識を習得しようと思いました。

嘘つきの意味とは?ホラ吹きとの違いは?

嘘つきの意味①事実でないことを言う人

「ホラ吹き」の意味・語源・嘘つきとの違いは?正しい使い方・例文・類義語も
(画像=『BELCY』より引用)

ホラ吹きと同じようなニュアンスで同じような使われ方をする言葉に「嘘つき」という言葉があります。嘘は「事実でないこと」という意味があります。嘘つきは「事実ではないことを言う人」という意味があります。

嘘つきの意味②日常的に人をだます人

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(画像=『BELCY』より引用)

嘘つきは「日常的に人をだます人」という意味があります。嘘は「他人をだますために言う」という意味があります。つくは漢字で「吐く」と書きます。口から出ることを表わすために使われる語のことです。他人をだますための言葉が口から出てくる人を「嘘つき」と言います。

ホラ吹きと嘘つきは事実であるかないかの違いがある

「ホラ吹き」の意味・語源・嘘つきとの違いは?正しい使い方・例文・類義語も
(画像=『BELCY』より引用)

ホラ吹きと嘘つきそれぞれの言葉にある意味にじっくりと注目してみるとふたつの言葉には違いがあることがわかります。ホラ吹きは、でたらめに話を盛りおおげさに話して相手に物事を伝える人です。実際に起こったり体験した事実に沿って話をしてはいますが話を大きくしています。

嘘つきは他人をだますために日常的に事実ではないことを言う人です。話の内容は実際にはないことを自ら作り上げたものです。ホラ吹きと嘘つきには事実であるか事実ではないかという違いがあります。

日常的に嘘をつく人は周りの人に嘘つきと思われていても、嘘がばれていないと思い込んでいる人が少なくないようです。そのように嘘つきと呼ばれている人にはどのような特徴があるのでしょうか。嘘をつく人の心理を知るための参考にしてみてください。