覇気のないおっさん風猫にクスッ
猫の姿は着ぐるみで、本体はおっさんなんじゃないの? と疑いたくなる仕草。見てください、この貫禄。「おなかが空いたので台所に居座る」。台所というより、競馬場の前にいそうですよね。この迫力は、キャットフードよりもむしろ焼き鳥や牛丼を差し出したいくらいです。
「猫の家に人間が住まわせてもらっている」
いかがですか。どの写真もありのままの猫のひとコマですが、撮る側のあたたかいまなざしまで感じられますよね。そう、勝手気ままに過ごしている猫たちですが、人間を見る目は確かです。猫たちが絶対的な信頼をよせているのは、飼い主の愛情の証でもあると思うのです。「人間が猫を飼っているのではなく、猫の家に人間が住まわせてもらっている」と本書。これからもすべての猫に幸あれ、と願ってしまう、そんな1冊です。
<文/森美樹> 森美樹 1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx
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