猫を飼う際にかかる費用も知っておく

猫と暮らすためには、様々な費用が掛かることも知っておきましょう。主に以下のようなものにお金がかかります。

1.初期費用
・ワクチン
・トイレ用品
・フード・ウォーターボウル
・キャットケージ
・おもちゃやキャットタワー
・キャリーバッグ

2.日常的にかかる費用
・フード
・病院や検査
・お手入れ(グルーミング)

3.去勢、不妊手術の費用

上記のような費用が必要最低限はかかります。金額や詳しい内容については以下の記事をチェックしてみてください。

その他の注意点

最低限知っておきたいポイントや必要な準備、掛かる費用を解説してきましたが、その他も様々な注意点があります。

まず、賃貸の方は部屋を傷つけないよう対策することが重要です。猫は爪を研ぐ習性のある生き物です。そのため壁や床を傷つけてしまう可能性があります。保護シートなどをあらかじめ貼って対策をしておきましょう。ただし、保護をしても悪気なく猫に家の壁や床・家具を壊されてしまう可能性もあります。その際には、補修費用の負担が発生する場合もあります。また、トラブルの元になるため、猫と暮らすときはペット可の物件であることや飼育規約を事前に確認しましょう。

一人暮らしの場合居住スペースが狭い場合も多いでしょう。猫が快適に過ごせるよう、空間を有効に使うためにキャットタワーなどを活用するのがおすすめです。猫が安心して過ごせるよう、猫用のベッドを用意することも大切です。専用ベッドのようなものでなくても、毛布やクッションなどを気に入る猫も多くいますので試してみてください。

物件自体の注意点としては、高層階ではないかという点です。猫がベランダから落ちてしまう可能性も考えられるため、きちんと対策ができるかを見ておきましょう。さらに、車が無い場合は徒歩や自転車で行ける範囲に動物病院があるかどうかも重要です。できれば1ヵ所だけではなく、通える動物病院が何か所かあるのが望ましいと言えます。

日常的に注意すべきことは、部屋の中には猫が食べると危険なものがたくさんあります。普段から食品や小物を出しっぱなしにしないことです。最悪の場合、死につながることもあります。また、猫が齧ると危険なコードなどもできるだけ置かないようにしましょう。

最後にとても重要なこととして1人でお世話する覚悟を持って、飼い始めるようにしましょう。仕事があっても、飼い主が体調不良の時でも、猫のお世話をする必要があります。何かあったときに頼れる人がいるようにしておくことも重要と言えるでしょう。

まとめ

一人暮らしで猫を飼いたい!知っておきたい注意点について解説
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より)

今回は一人暮らしで猫を飼うか検討している方に向けてメリットやデメリット、最低限知っておきたいことや費用について解説してきました。猫と暮らすことにはもちろん、大きなメリットもありますが様々な制約や責任も伴います。

ご自身の生活環境やライフスタイルを考えて、猫との素敵な生活をスタートできるといいですね。


提供・犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)

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