福岡県筑紫野市にある企業主導型保育園「ひまりキッズ保育園」が、コロナ禍による休園の中で保育士らを主体に新たな取り組みをスタート。オンライン保育をより質の高い動画配信、ライブ配信へと進化させようと試みている。
離れていても子どもたちへ元気を届けたい!
日頃保育園に子どもを預けている保護者にとって、自宅待機は仕事や家事、育児において大きな負担と不安を抱える要因となり、心身ともに疲弊してしまうもの。
また、小さな子どもたちにとっても、いつも顔を合わせていた保育士や園の子どもたちと会えないことは不安となり、日々の成長に影響が出る可能性もあるという。
そう考えた「ひまりキッズ保育園」の保育士たちが“このような時だからこそ、離れていても保護者と子どもたちへ元気を届けたい”と企画を考案。
オンライン保育をより質の高いコミュニケーションへと進化したサービスとして届けるため、顔が見えることをはじめ、目線や表情、映像の色味や明るさなど、細部にいたるまでこだわり抜いたそう。
立案から2日後に新サービスリリース
企業主導型保育園は内閣府より承認を受けた企業が運営する保育園であり、同園を運営するのは福岡市中央区薬院にあるプロジェクトマネジメントの会社「NOKYD」。
同社は保育園運営だけでなく、各種企画制作から子育て支援サービスまで幅広くプロジェクトを手がける経緯で様々な人材が集まり、風通しのいい社風となっているとのこと。
今回の保育士たちによる企画も管理者や経営陣だけでなく、クリエイティブディレクターなど他部署のスタッフと連携し、柔軟かつ迅速に進められ、立案から2日後に新サービスとしてリリースされたという。
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