香川銘菓として知られる名物かまどや、特産品であるオリーブを使ったグルメにドリンク、そして香川の2大名物である讃岐うどんと骨付鶏など、香川で買うべきおすすめのお土産を厳選してご紹介します。
1.灸まん
古くから「一生に一度はこんぴら参り」と言われる、金毘羅宮(ことひらぐう)。その参道沿いに本店を構える「灸まん本舗石段や」を代表するお菓子が「灸まん」です。こんぴら参りの定番土産としてよく知られているお饅頭で、名前のとおり、お灸を模した形が特徴。上皇陛下・今上陛下にも献上され、国の特別名勝でもある「栗林公園」のお茶菓子としても出されています。
柔らかい生地のなかには上質な黄身餡がたっぷりと入っており、甘さ控えめで1個、2個と食べ進めてしまいそう。「灸まん本舗石段や 本店」では店内で甘味をいただくことができ、どのメニューにも灸まんが1個ついてきます。こんぴら参りの足休めにお店を訪れて、灸まんを味わってから購入を検討してみてもいいですね。
5個入から30個入まで用意されており、賞味期限は1ヶ月間になります。【5個入:405円、6個入:555円、9個入:815円、12個入:1,080円】
2.おいり(マミィギフトカガワ)
おいりとは、香川県の西の地方で古くから伝わる伝統菓子。嫁入り道具と一緒にもたせるお菓子として受け継がれています。ピンク色、黄色、水色、緑色などカラフルな色合いが特徴のおいりは、もち米から作られている、あられの一種。ひなあられを想像するとわかりやすいと思います。口の中に入れると、ふんわりと溶けてなくなる粉雪のようなお菓子で、フワっとした甘さが残ります。
香川県内のお土産屋さんをのぞくと、バリエーション豊かなパッケージの「おいり」が並んでいますが、マミィギフトカガワが販売する「おいり」は、円筒状のパッケージにセンスのいいラベルが魅力。賞味期限は180日間になります。【1個(14g):343円】
3.名物かまど
香川県坂出市を代表する銘菓「名物かまど」は、1936年(昭和11年)の誕生以来、地元の人たちに愛されつづけているお菓子です。黄味餡を生地で包み、塩を炊くかまどの形に焼き上げたもので、厳選した素材で作られています。口に入れた瞬間、なんだかホッとするような優しい味わい。
定番のかまど以外にも、季節によって「桜かまど」や「新茶かまど」、「栗かまど」、「チョコかまど」などが登場します。3個入から60個入まで販売されており、賞味期限は40日間になります。【3個入:243円、5個入:405円、6個入:540円、9個入:783円】
4.かまどパイ(名物かまど)
香川県坂出市を代表する銘菓「名物かまど」で知られる会社がつくるリーフパイ。年間500万枚を売り上げ、名物かまどに次ぐ人気商品となっています。
厳選したバターをふんだんに使ったリーフパイは、バターの芳醇な香りが鼻をくすぐり、サックサクな食感もたまりません!パイ生地の上にはくるみが乗っており、いいアクセントになっています。
上品なパッケージで個包装されており、お土産におすすめです。1枚から40枚入まで用意されており、賞味期限は60日間になります。【1枚:108円、5枚入:570円、10枚入:1,140円、15枚入:1,710円】
5.瀬戸内レモンケーキ(ラ・ファミーユ)
香川県高松市に本店がある「ラ・ファミーユ」は、メディアでもたびたび紹介される人気の洋菓子店。まっ黒チーズケーキがとくに有名ですが、お土産として人気があるのが、レモンのような見た目の「瀬戸内レモンケーキ」です。平成25年度かがわ県産品コンクール菓子・スイーツ部門で、知事賞(最優秀賞)を受賞しました。
瀬戸内のレモンと体に優しい天然系甘味料を使ったお菓子で、外側はレモンチョコでコーティングされており、中には歯ごたえを感じるレモンピールが入っています。生地はしっとりしており、レモンのさわやかな酸味も効いて甘すぎず、1個ペロリとたいらげてしまいます。賞味期限は30日間になります。【1個:216円、5個入:1,296円、10個入:2,376円、15個入:3,456円】
6.銘菓観音寺
1897年(明治30年)創業の老舗「白栄堂」 を代表する銘菓「観音寺」。白あんのしっとりとした甘さと薄皮の感じが、和菓子でありながらどこか洋菓子を感じさせるお饅頭です。焼き印は「寛永通宝」の銭形に由来しています。地元でも人気があり、親しみを込めて「観饅(かんまん)」と呼ばれています。
真空パックで賞味期限が8日のため観音寺市内でしか売られておらず、購入できるのは白栄堂柳町本店・吉岡店・栄店、JR観音寺駅、高松道豊浜サービスエリアの5ヵ所のみ。週末限定で高松空港のANA FESTAでも取り扱いがあるようです。【10個入:1,200円、15個入:1,780円、20個入:2,350円】
7.瓦せんべい(宗家くつわ堂)
香川県高松市に本店を構える、明治10年創業の老舗和菓子店「宗家くつわ堂」を代表するお菓子。香川の定番土産としても名前があがるおせんべいです。日本の菓子業界で最大の展示会である「全国菓子大博覧会」において、2002年には最高賞である「名誉総裁賞」を受賞するなど、数々の賞を受賞しています。
名前の通り瓦のように堅いおせんべいで、一枚一枚、経験をつんだ職人が焼き上げています。讃岐和三盆の原料糖「白下糖」を使用しており、ほんのりとした甘さを感じます。お茶にはもちろん、コーヒーと一緒に味わうのもおすすめ。お子様からお年寄りまで美味しくいただけます。
また瓦せんべいのサイズは小、中、特大とあり、枚数に応じて袋に入ったタイプから紙箱、缶箱まで、さまざま用意されています。賞味期限は90日間です。【小瓦せんべい10枚入:702円、16枚入:1,188円、24枚入:1,728円】
8.純生讃岐うどん・二人前つゆ付(うどん本陣 山田家)
1978年(昭和53年)に創業した讃岐うどん店「うどん本陣山田家」は、1日4,000人の行列ができると言われる人気店です。そんな山田家のうどんを自宅でも味わえる商品はお土産にも人気!中でもおすすめなのが、かさばらないパックタイプの「純生讃岐うどん」です。2人前の生うどんと、つゆがついた商品でお値段が400円とお手頃!
自社生産にこだわり、山田家専用の小麦粉と良質な水を使用した純生うどんはコシがあり、乾麺や半生では味わえないもっちりとしたうどんが味わえます。賞味期限は55日間になります。【1袋(2人前):400円】
9.さぬき骨付鶏(さぬき鳥本舗)
香川県丸亀市発祥のご当地グルメ「骨付鶏」。骨つきの鶏のもも肉を、塩胡椒、ニンニクの効いた特製スパイスで味付けをし、じっくりと焼き上げたものです。現在ではうどんに次ぐ香川名物とも言われ、県内では、骨付鶏を生み出した「一鶴」をはじめ、骨付鶏を提供する居酒屋が多くあります。
さぬき鳥本舗が製造する「さぬき骨付鶏」は、テレビ番組でも度々紹介される商品。真空調理という独自の技術で作られている、テイクアウト専用の骨付鶏です。真っ赤なパッケージが目印で、県内のお土産屋さんで見つけることができます。
食べ方は封を開けて電子レンジで温めたあと、さらにフライパンで焼いて仕上げます。少しだけ手間はかかりますが、まるで香川県の居酒屋さんにいるかのような、スパイスのいい香りが漂います。皮はパリッとしており、中はジューシー!とくにビールとの相性は抜群です。要冷蔵商品で、賞味期限は30日間になります。【1袋:810円】