山口県萩市にある「須佐ホルンフェルス」。日本海のまさに目の前にあり、崖沿いの遊歩道と海岸の岩の上を歩いて辿り着ける、ダイナミックな景勝地です。今回はそんな須佐ホルンフェルスの魅力について紹介します!
自然の造形美!これが須佐ホルンフェルスの大断崖!
美しい縞模様と、まるで巨大な屏風のようにそびえる大断崖!これが、須佐ホルンフェルスです。日本海の目と鼻の先にある観光スポットで、この迫力感が何と言っても一番の魅力。海岸下にある為、青々とした日本海が目の前に見えて、とても絵になるスポットでもあります。
自然の造形でこれほど見事な縞模様が表れるのも面白いですが、観光スポット名にもなっている“ホルンフェルス”とは一体何なのでしょうか。簡単に言うと、地球のマグマの熱が加わってこのような地形が出来上がったものなのです。
また、ホルンフェルスとはドイツ語で、角や固い岩石を表す言葉。岩が割れるとギザギザと角ばった形に割れる為、その名前がつけられたとも言われています。
冒頭の写真だけでも相当な迫力が伝わっているかと思いますが、須佐ホルンフェルスはなんと高さが12mもあるんです!さらに、壁のようにそびえている大断崖の目の前まで行くことが出来ますので、間近で見上げれば首が痛くなるほど高さがあります。ですので実際に足を運べば、さらなるダイナミックさを感じてもらえるかと思います。
崖沿いの遊歩道と海岸の巨大な岩を歩いて、須佐ホルンフェルスへ!
須佐ホルンフェルスがダイナミックな観光スポットである点は、その風景だけではありません。ホルンフェルスのある大断崖までは歩いて自力で行く必要があるのですが、景色の良い崖沿いの遊歩道を歩いたり、実際に海岸に浮かぶ巨岩の上を歩いたりと、これまた大自然の地形を活かしたダイナミックな道のりとなっているのです!
上の写真のように、岩と岩の間を渡りながら須佐ホルンフェルスへと下りていきます。柵やフェンスなどといったものはありません。ある意味ちょっとしたスリルを味わうことも出来ます。
遊歩道の絶壁から日本海を見下ろせば、海底まで透き通る美しい海の景色を楽しめます。
さながらアドベンチャーのような気分を味わうことが出来ますが、本当に自然の地形を活かした遊歩道ゆえに、足元の悪い場所もあったりします。なので須佐ホルンフェルスの遊歩道を歩く際は、くれぐれも歩きやすい服装と靴で行くことを忘れないでくださいね!