人気海外ドラマ「ヴァンパイア・ダイアリーズ」(2009-2017)への出演で知られる女優のニーナ・ドブレフ(33)が、実は同作に出演する前、「ゴシップガール」(2007-2012)のスピンオフ版のオーディションを受けていたことを明らかになった。
「ゴシップガール」のキャスティング・ディレクターであるデヴィッド・ラパポート氏が米People誌に語ったところによれば、ニーナが受けたのは、若き日のリリー役。リリーと言えば、主人公セリーナ・ヴァンダーウッドセン(演:ブレイク・ライブリー)の母親(演:ケリー・ラザフォード)だが、この頃、制作陣の間では、若き日のリリーを主人公としたスピンオフ「Valley Girls(原題)」制作の話が持ち上がっていたのだ。
いずれにせよ、リリー役のオーディションを受けたというニーナだが、「ケリー・ラザフォードに似ていない」ことが原因で落選。結局、この役は、ブリタニー・スノウが演じることになり、「ゴシップガール」シーズン2の第24話「ヴァレー・ガールズ」では、17歳だった当時のリリー役として登場しているものの、結果的にスピンオフが制作されることはなかった。
先日、「ゴシップガール」に出演していた女優ジェシカ・ゾア(ヴァネッサ・エイブラムズ役)がホストを務めるポッドキャスト番組「XOXO」に出演したラパポート氏は「あれは私がこれまでに見た、最高のオーディションの一つだ。特にあの役では」と語っており、ニーナの演技自体はとてもすばらしいものだったことを明かしている。
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