「全国に4つだけ」と聞くと、「何が4つなのかな?」と思われることでしょう。鉄道好きの方は駅名を見ただけでピンとくるかもしれませんが、実は駅名に「恋」がつく駅は全国に4つしかありません!そのうちの1つが鳥取県の智頭急行・恋山形(こいやまがた)駅です。ピンクの駅舎やハートの案内板などラブリー感いっぱいの駅と、その周辺の立ち寄りスポットをご紹介します!
日本に4つだけの恋の駅
冒頭でもご紹介しましたが、日本で駅名に「恋」がつく駅は4つしかありません。
JR北海道の母恋(ぼこい)駅、三陸鉄道の恋し浜(こいしはま)駅、西武鉄道の恋ヶ窪(こいがくぼ)駅、そして、この智頭急行の恋山形(こいやまがた)駅です。
平成25年1月に4社合同で恋駅プロジェクトとして、限定の「恋駅きっぷ」を発売したところ、大好評であっという間に完売するほどの人気っぷりだったそうです。
ハートとピンクであふれる恋山形駅の見所ポイント5選!
平成25年1月の恋駅プロジェクト以降も智頭急行は恋山形駅を「恋の駅」として、地域の活性化や全国への話題提供を目指し、独自の取り組みを行ってきました。
平成25年6月9日のリニューアルオープン時には、駅舎をピンクに塗り替えたことでさらに話題を呼び、今でもその姿をおさめようと写真を撮りに訪れる人が後を絶ちません。
見所その1:駅まで幸せのエスコート♪恋ロード
入り口から駅舎までの道はピンク色に塗られており、「恋ロード」と名付けられています。
平成29年にリニューアル4周年記念として設置され、駅を利用する方や訪れた方を幸せ気分にしてくれます♪
見所その2:ピンク色の駅舎と記念撮影を!
恋ロードを上っていった先の駅舎前には、ご親切にフォトスタンドが置いてあります。
ピンク色の駅舎や駅名、ハートマークを背景にした記念撮影をお忘れなく♪
見所その3:オリジナルの消印を押してもらえる!恋ポスト
踏切の手前には、ハートがたくさんついたピンク色の「恋ポスト」が設置されています。
智頭急行社員の方か住民の方が週に1度回収してくれ、最寄りの郵便局である山形郵便局に出してくれます。
オリジナルのハートの風景印(消印)を押して発送してくれるので記念にお手紙を出してみてはいかがでしょう?
見所その4:恋がかなう鐘とハートのモニュメント
1番線ホーム乗り場の入り口のすぐ横には、ピンク色の「恋がかなう鐘」とハートのモニュメントがあります。
ハートのモニュメントの「恋」の文字の上部分には凹みがあり、智頭急行が販売している専用の絵馬がピッタリとハマるようになっています。
絵馬は鳥取県で恋のパワースポットや恋人の聖地として有名な「白兎神社」に奉納されます。
見所その5:細部に至るまでハートとピンクでいっぱいの駅舎内!
とことんラブリーな空間にこだわられた駅舎内は、細部に至るまでハートとピンクであふれています。
ホームの壁やフェンス、ベンチに至るまでピンク一色!
そして、駅名標や乗り場案内はピンク色のハート型です!どこまでも「恋」にこだわったピンクやハートの数々をお見逃しないよう、じっくり見学してみて下さいね♪