現在世界中で「持続可能な社会の実現」が求められています。企業においてはそれについての評価も行われています。

その一つがカナダの調査機関『コーポレートナイツ』による「世界で最も持続可能な企業トップ100」。2022年版で日本企業が3社ランクインしました。

「世界で最も持続可能な企業トップ100」とは?

「世界で最も持続可能な企業トップ100」とは、持続可能な社会の実現に貢献する企業の世界ランキングです。

世界の約7,000企業を『コーポレートナイツ』独自の指標でスコア化。総合スコアの上位企業100社をランキング化しています。

その評価指標は環境指標、社会指標、管理指標、経済指標などからなります。高評価を受けて上位100社に入った日本企業3社は以下の通りです。

3位:コニカミノルタ

日本企業の3位は世界53位のコニカミノルタ 。コニカミノルタは複合プリンターなどのオフィス製品やITソリューション、ヘルスケアなど多彩な事業を行っています。

また、サスティナビリティ戦略においては

の5つを柱とした取り組みを行っています。それが高い評価を得て、前年(41位)より順位を下げたものの、上位100社にランクインしました。

第2位:エーザイ

日本企業第2位は世界32位のエーザイです。
医薬品の製造・販売で知られるエーザイもまた、ヘルスケア分野で多彩な事業を展開しています。

サスティナビリティ戦略においては、以上の7項目への取り組みを重点的に行っています。

以上の企業活動が高い評価につながったようです。その結果、前年(16位)より順位は落ちましたが、上位100社にランクインしています。