山形県鶴岡市にある鶴岡市立加茂水族館や羽黒山、出羽神社などの観光スポットの中で、トリップノートの6万3千人の旅行好きトラベラー会員(2020年9月現在)が実際に行っている順に、鶴岡の人気観光地ランキングをご紹介します!
1位:鶴岡市立加茂水族館
「クラゲドリーム館」の愛称で親しまれている、山形県唯一の水族館。50種以上ものクラゲを展示し、世界最大の規模を誇ります。直径5メートルの円型の水槽「クラゲドリームシアター」には約2,000匹ものミズクラゲが泳ぎ、幻想的な光景を見ることができます。またクラゲの成長段階を観察できる「クラゲ解説コーナー」のほか、アザラシプール、アシカプールなどの見どころも。
2位:羽黒山
全国有数の修験の山として知られる標高414mの羽黒山。月山、湯殿山とあわせて出羽三山と総称され、山形県有数のパワースポットとしても知られています。
見どころの一つが、高さ29.9mの五重塔。東北では最古の塔で、平将門の創建と言われています。素木作りの塔は、煌びやかさや華やかさとは全く無縁で、無駄な装飾や色が一切ありません。その潔さに、凛とした強さ、美しさを感じることでしょう。
また2,446段もの長い石段が続く、随神門から山頂までの約2kmの表参道の両側には、樹齢300~500年とされる杉並木が500本以上立ち並びます。中には樹齢1,000年を超えると言われる老木で、国の特別天然記念物に指定されている「爺杉(じじすぎ)」も。参道の途中には茶屋もあるので、名物の力餅でひと休みしてみて。
3位:出羽神社(三神合祭殿)
2位でご紹介したように羽黒山、月山、湯殿山をあわせて出羽三山と総称しますが、月山、湯殿山へは冬の間、積雪で参拝できないことから、羽黒山に三神を祀る三神合祭殿があります。こちら1か所を参拝すれば、3か所の神様の参拝をしたことになるのです。時間がない方、体力に自信のない方にもおすすめ。
4位:鶴岡公園
明治8年(1875年)、庄内藩主酒井氏の居城だった鶴ヶ岡城の跡地につくられた城址公園。現在も堀や石垣があり城の面影を残します。春には730本の桜が咲き誇り、「日本さくら名所100選」にも選出。小説家・藤沢周平の作品『海坂藩』の舞台にもなっています。
5位:荘内神社
荘内神社は4位にランクインした鶴岡公園内の、鶴ヶ岡城の本丸御殿が置かれていた場所にあります。酒井家の歴代藩主を慕った庄内一円の人々によって、明治10年に創建されました。神社には歴代の藩主の中から、4名が御祭神として祀られています。
そんな荘内神社には「水みくじ」という、ちょっと変わったおみくじがあります。一見何も書いていないおみくじを、ビー玉の入った水の上に浮かべてみると、じわりと文字が浮き出てくるんですよ!また神社本殿の隣には「宝物殿」があり、酒井家の貴重な宝物をはじめ、雛人形や五月人形など、歴史的にも価値のある品々が季節ごとに展示されています。
6位:湯野浜温泉
日本海に面した海浜の温泉郷。天喜年間(1053~58年)に付近の漁夫が海辺で温浴している亀を見て、この地に温泉が広まったといわれています。日本海に面しているため、夕日が沈むのを眺めながら温泉に浸かれる旅館やホテルもあり、美味しい海の幸も堪能できるとあって満足度が高い温泉郷です。