日本を代表する港町のひとつ横浜には、ポートタウンならではのフォトジェニックな景色はもちろん、みなとみらいの高層ビル群や、レトロな西洋館など、カメラを手放せない風景がもりだくさん。ここではカメラ好きにぜひおすすめしたい、横浜のとっておきの撮影スポットをご紹介します。昼も夜も撮影を楽しめる横浜に、カメラを持ってGO!
1. 横浜港大さん橋国際客船ターミナル
横浜港にせり出す、客船の発着埠頭。24時間出入りできるターミナルの屋上は、訪れる人々を優しく迎え入れるウッドデッキでできており、波をイメージしたゆったりとしたつくりになっています。温かなぬくもりを感じる大さん橋のデッキをいれて、みなとみらいの景色を撮影してみてはいかがでしょう。
またターミナルからの夜景は、「日本夜景遺産」にも選定されており、多くのフォトグラファーが訪れます。横浜ベイブリッジや、みなとみらいの高層ビル群など、まるで宝石をちりばめたような景色が魅力です。
2. 万国橋
馬車道と赤レンガ倉庫などの新港地区とを結ぶ万国橋。ここから見える、みなとみらいの夜景は素晴らしく、写真好きにはたまらない人気の撮影場所になっています。テレビドラマのロケ地としても活躍する、定番スポットですよ。
週末にはかなり混みあうので、高層ビル群の光量も多い平日がゆっくり撮影できる狙い目。
3. 横浜赤レンガ倉庫
ノスタルジックな赤レンガの歴史的建造物と石畳の広場が、なんともいえないフォトジェニックな雰囲気。雑誌の撮影などにも使われる、お洒落なフォトスポットです。
また夜には、建物全体が柔らかいオレンジ色の光に照らされ、昼間とは違った倉庫群と横浜港の夜景を撮影できます。
4. 山下公園 沈床花壇(未来のバラ園)
沈床花壇とは、地面を掘り下げてつくった、周囲よりも一段低い位置にある花壇のこと。ここからは氷川丸をバックに、花壇に咲くバラたちを撮影できます。山下公園ならではの、異国情緒たっぷりの1枚が手に入るでしょう。
5. 氷川丸とカモメ
氷川丸のまわりには、カモメが多く飛んでいます。船と一緒に撮影すればとってもフォトジェニック。飛んでいる姿を撮影するのは難しい!という方も、船を係留している鎖には、羽を休めているカモメがたくさんいるので、ブレずに撮れますよ。
6. 象の鼻パーク
山下臨港プロムナード沿いの海浜公園。公園内に設置されているスクリーンパネルは、夜になると時間ごとにその色を変え、幻想的な雰囲気を醸し出します。公園内から見える港の夜景と相まって、息をのむほどの美しさ。日没~20:00は電球色、20:00~22:00は薄紫色、22:00~日の出は青色に光ります。
7. 山手西洋館
山手エリアに点在する西洋館には、フォトジェニックな外観の洋館がたくさんあります。写真は「山手資料館」ですが、ほかにも深緑色の窓枠と白壁のコントラストがが美しい「ブラフ18番館」や、バラの花と一緒に撮影できる「山手111番館」など、シャッターを切る指が止まらなくなりそう。
8. 元町公園の電話ボックス
山手本通り沿いにある、六角形のレトロな電話ボックス。山手の街並みにうまく溶け込んでおり、ぜひ撮影しておきたい素敵なアイテムです。この公衆電話は、電話業務100周年を記念して1990年に設置されたもので、一般の公衆電話と同じく、通話もできます。
春には公園の桜とあわせて撮影すると、よりフォトジェニックな一枚になります。