東京のシンボルとして、また観光の名所として多くの人々に親しまれている架橋「レインボーブリッジ」。平成5年にオープンしたレインボーブリッジは、臨海副都心と都心を結ぶ架け橋として活躍しています。レインボーブリッジは歩いて渡ることもでき、そこから望むウォーターフロントの夜景もなかなかのもの。今回はレインボーブリッジの魅力やおすすめのビューポイント、ドライブついでに立ち寄れるお台場のスポットをご紹介します。

レインボーブリッジ 魅力を徹底解説!とっておきの撮影場所&お台場の遊びスポットも紹介
(画像=『あそびのノート』より引用)

東京の観光名所レインボーブリッジとは?

臨海副都心と東京都心を結ぶ交通の要「レインボーブリッジ」は、二重構造の複合交通施設の吊橋です。上層には首都高速11号台場線が通っており、お台場方面と東京都心方面へ移動する車の要所として知られています。また下層には無料で通行できる遊歩道や新交通ゆりかもめの軌道があり、公共交通・徒歩・車と様々な目線でお台場の街並みが楽しめる架橋です。

レインボーブリッジの見どころ

レインボーブリッジ 魅力を徹底解説!とっておきの撮影場所&お台場の遊びスポットも紹介
(画像=『あそびのノート』より引用)

東京湾の上に佇む雄大なレインボーブリッジですが、最も魅力的な姿を見せてくれるのはやはり夜。日没時の夕日が沈みかける時間帯になると、レインボーブリッジに仕掛けられた444個のイルミネーションライトが一斉に輝き出します。実はこのレインボーブリッジのライトアップは、橋梁としては世界ではじめての3色に変化する橋梁なんです。初頭は白色にライトアップされて美しく、ケーブルのイルミネーションは時間によって色が切り替わっていきます。そのコントラストはとても美しく、東京湾の夜を鮮やかに彩ります。

またイルミネーションの色合いは季節によっても変化。主塔上部・下部に仕掛けられた合計176灯のイルミネーションは、夏には白色、冬には温白色に輝きます。一番良く目立つケーブル部分のイルミネーションは季節やイベント事に様々な色に変化し、主塔の白色とのコントラストが美麗。そのほか橋桁部分やアンカレイジは通年緑がかった白色となっており、レインボーブリッジの美しい夜景のバランスを保ってくれています。

ライトアップの時間は?

レインボーブリッジのライトアップは日没から24時まで鑑賞することができますので、深夜の東京ドライブデートなどにもぴったりですよ。特にお台場海浜公園からの景色が最高です。

実はほんとに封鎖できなかった?!踊る大捜査線とレイボーブリッジの関係

レインボーブリッジは、織田裕二主演の人気映画「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の舞台になったことでも有名です。「レインボーブリッジ封鎖できません!」などのセリフは当時かなりの流行ワードとなりました。劇中で封鎖されているレインボーブリッジは、映画撮影時に実際には封鎖できなかったため、似たような橋での撮影が敢行されました。 映画本編で登場している「レインボーブリッジ」は、実はお台場のレインボーブリッジではなく、京都府の久御山ジャンクションという橋なんです。そのため、レインボーブリッジを封鎖するシーンでは、実際にはありえない山などが背景に映っていたり、イオンモール久御山の看板が小さく映っていたりします。 あえて修正されなかったこの看板や山などの背景は、本広監督による演出で、あえてこれらの背景を意図的に残すことによってフィクションであることを示したそうです。レインボーブリッジを訪れた際には、映画のシーンと見比べてみるのも面白いですよ。