転勤族の夫を持つパート主婦にとって年度末が近づくこの時期「今回はどんな辞令が出るのか?」と、ソワソワしてしまうことも。
中にはもう辞令がでて、転勤準備をしている方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこで今回は「夫の転勤とパート」をテーマに
・夫の転勤!スムーズな転勤のためのチェックポイント
・転勤辞令からパートの退職までの流れ
・新天地でのパートの探し方、どうする?
の3点を紹介します。
夫の転勤!スムーズな転勤のためのチェックポイント
転勤の対象にならないことが理想ですが、夫に転勤の辞令が降りたら、
・パートは退職?
・家は引っ越し?
・子どもの学校は?
など、タスクの多さに混乱してぐるぐるしてしまうこともあるのではないでしょうか?
それを防ぎ、効率かつスムーズに進めるためのコツは、状況を整理するに限ります。
では、何をどう押さえたら良いのでしょうか?
押さえておきたいチェックポイントをご紹介しましょう!
•その1.転勤先と、期間を確認
ポイントが決まっていないと、検討のしようがありません。
まずは「転勤先」「予定している転勤の期間」「転勤の期間が延びる可能性はあるのか」「会社のサポートはどうなっているのか」といったポイントを確認しましょう。
•その2.転勤先の住宅事情を確認
社宅があるのか? 賃貸なら家賃補助額とその地域の相場価格は? (お子さんがいるなら)学校はどうか? 交通機関の状況など、生活に必要な基礎情報を調べましょう。
•その3.上記を鑑みて、単身赴任か?家族で引っ越すかを決定
単純に単身赴任、家族で引越しだけでなく、中間地点に引っ越す、実家の近くに引っ越すなどの手段もあるので、望む生活スタイルと照らし合わせて検討しましょう。
夫の転勤先についていくことになれば、まずは住居の確保。
その上で、現在やっているパートの仕事は辞めることになるでしょう。
パートとはいえ退職は勇気がいることですが、会社、役所関係の手続きや、子どもがいる場合は転園先を探したり、転校の手続きをしたりとこれから忙しくなりますので、早めに退職する旨を表明した方が良いでしょう。
転勤辞令からパートの退職までの流れ
夫の転勤が4月からだとして、退職は一か月前の3月に申し出ればいいかな…と安易に考えていませんか?
確かに普通の退職なら二週間前に申し出れば法的には間に合いますから、一か月前なら十分ともいえます。
ただし、転勤の場合は普通の退職と事情がちょっと違います。
退職後も手続きで連絡を取る可能性がありますし、もし転勤が一時的でまた戻ってくる可能性があるなら円満退社にこしたことはありません。
普通より、早めに申請したほうがよいでしょう。
以下は、パートを円満退職するための流れになります。
•退職を伝える時期は?
タイミングは早いほどよい。フルタイムパートの場合、離職票など会社にお願いするものがあるので早いほど手続きがスムーズに進みます。
•退職理由は?
夫の転勤による転居、とはっきり伝えましょう。
役所の手続き、引っ越し関係で休みを取る場合に理解を示してもらえやすくなることも。
•有給が残っていたら?
最後に有給消化したい意思を伝えて仕事を調整してもらいましょう。
•同僚へは?
上司の了解を得たら速やかに退職することを伝えます。引き継ぎはきっちりと。迷惑のかからないようにしましょう。
新天地でのパートの探し方、どうする?
転勤先でもパートをしようと考えている場合、どうやって仕事探しをすればよいでしょうか?
まったく土地勘のない地域に転勤になったとしたら、知らない土地での仕事探しになるかもしれません。
はたして、うまくいくのでしょうか。
転勤先の仕事探しには二つの方法があります。
・ネットなどで転勤先の地域の求人情報を見て事前に応募する
・転勤してから近隣の折り込みや雑誌、ネットなどから応募する
引っ越し前に仕事探しを始めると、移転してからすぐにパートに入れるというメリットがあります。
ただし、現地にしか出回っていない求人情報を手に入れることができないことや、面接にすぐ応じられないといったデメリットもあります。
実際に夫の転勤を経験した転勤族の奥様に話を聞くと、パートを探すなら周囲の状況や相場を少し見てからのほうが落ち着いて転職活動ができる、ということです。
実際に行ってからでないと、駅まで自転車で行こうと思っていたのに駐輪場がなかったなど、思わぬ落とし穴があることも。
ただし、どんな仕事が多いのか、時給の相場などは引っ越し前にチェックしておくと安心。ネットでめぼしいお仕事をチェックしておくとよいでしょう。
まとめ
夫の転勤。
仮に慣れていたとしても、やっぱり戸惑うことは多いと思いますが、パートの退職手続きはきっちりと。
々も手間をかけることがあるかもしれないので、円満退社にこしたことはありません。
転勤先での仕事探しは、特別な事情がなければ慌てずに、引っ越して少し周りが見えてから始めたほうがよさそうです。
また、医療事務や薬剤師、塾講師や保育士など、どの土地に行っても仕事探しに困らない職種というものがあります。
転勤が多い家庭なら、そういった仕事の資格取得を目指すのもよいかもしれませんね。
提供・しゅふJOBナビ
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