【蛙化現象】という言葉の意味や読み方を知っていますか?片思い中は好きな人をあんなに素敵に思えたのに、両思いになり自分に好意があるとわかった途端に、その男が「なんだか気持ち悪い」と感じたことははありませんか?実はそれ【蛙化現象】と言うんです。今回は【蛙化現象】の原因と対処法蛙化現象になりやすいかの診断について紹介します!
蛙化現象とは?読み方・由来・意味は?
蛙化現象とは?読み方と由来は『蛙の王様』の逆転現象?
蛙化現象と言う言葉の読み方や由来についてご存知ですか?蛙化現象とは「かえるかげんしょう」と読みます。恋と蛙という言葉を組み合わせたときに思い浮かぶのは、『蛙の王様』という人は多いと思いますが、この『蛙の王子様』が蛙化現象の由来とされています。
『蛙の王様』というのは、点態的な童話の一つで、蛙に変えられてしまった王子様が、お姫様のキスで元に戻るという内容です。有名なので知っている方も多いでしょう。
ですが、蛙に変えられていた王子様がお姫様のキスで人間に戻る童話とは違います。お姫様がキスを許した相手が蛙に変わってしまうという、いわば『蛙の王様』の逆転現象が、現代、そして現実世界における蛙化現象なのです。
好意を抱かれた瞬間にカエル化して相手の男性を気持ち悪いと感じる
もう少し具体的に蛙化現象について見てみることにしましょう。蛙化現象と言うのは、端的に説明すると「好きな人が自分に好意を抱いてくれた瞬間に相手のことを気持ち悪いと感じる」現象のことです。相手からの好意が、相手の「カエル化」を招いてしまい、気持ち悪く感じるということなのです。
基本的に蛙化現象が起こるのは女性の方で、好きになってくれた男性のことを気持ち悪いと感じることがほとんどです。男性が、自分に好意を抱いてくれた女性のことを気持ち悪く思うケースは少ないようですね。一般的には蛙化現象が起こるのは女性から男性に対してのケースと言われています。
燃え上がった片恋であるほど落差が激しく気持ち悪い
蛙化現象が起こって、好意を抱いてくれた男性を気持ち悪く感じてしまうのは、それまでの気持ちの大きさとは関係ありません。好きだという気持ちが小さいことが原因で、気持ち悪いと感じる現象が起こるわけではないのです。むしろ、燃え上がった片想いであるほど、蛙化現象は大きくなってしまう可能性があります。
燃え上がっていても蛙化現象を避けることはできないので、むしろ、相手のことを猛烈に好きな片想いだと、その落差を激しく感じてしまいます。落差が激しいと落胆の気持ちも大きくなりますし、ショックも大きくなります。その瞬間に、まさに「百年の恋も冷めた」状態になってしまうのです。
蛙化現象は、好きな人に好意を持ってもらえた瞬間に、相手のことが気持ち悪くなってしまう現象のことです。ぜひ、こちらも合わせてご覧くださいね。
蛙化現象を起こしてしまう女性の特徴は?
蛙化現象を起こす特徴➀熱しやすい性格
蛙化現象を起こす女性の特徴の一つ目は、熱しやすい性格であるというものです。自分の気持ちが盛り上がりやすい、つまり熱しやすい性格だと、その分だけ、前が見えなくなってしまうのです。人間は熱くなっているときには冷静になることができません。冷静に目の前のものを見ることができなくなってしまうのです。
目の前の相手に恋をしているはずなのに、その相手のことが見えないというのは不思議ですよね。一気に燃え上がったせいで目の前の彼の詳細が目に入っておらず、自分の理想に恋をしてしまう可能性が高いのが熱しやすい人です。片恋に一区切りがつくと、急に目の前が見えるようになって、相手が気持ち悪くなります。
蛙化現象を起こす特徴②飽きっぽい性格
蛙化現象を起こす女性の特徴の二つ目は、飽きっぽい性格であるというものです。何に対しても情熱を傾け続けることができないので、恋愛に対しても情熱を注ぎ続けるようなことができません。その人のことに飽きてしまったり、自分の恋心に飽きてしまったときには、すぐに自分の気持ちが冷めていくのを感じるでしょう。
飽きっぽい性格の女性は、飽きてしまえば、もうそこで終わりなのです。好きな人が自分のことを好きになってくれるというのは、恋愛の中では一区切りです。普通はそこから恋の第二段階が始まるのですが、飽きっぽい人はそこで終わってしまう可能性が高いので、急に相手のことが気持ち悪く感じるのです。
蛙化現象を起こす特徴③恋に対して夢見がち
恋に対して夢見がちであるというのも、蛙化現象を起こす女性の特徴の三つ目であると言えるでしょう。女性の中には一定数、恋に対して夢を見てしまう人がいます。少女漫画やドラマの中では素敵な恋愛がたくさんありますから、それらになじみがあると、「自分の中での恋の理想」が作られてしまうのです。
両想いでは、理想の恋の中では素敵だった諸々がすべて現実のものとなるのですから、失望することの方が多いでしょう。片想いの間は自分の好きなようにできますが、両想いになると、否応なく現実の恋が始まります。「現実の恋」が始まると考えると、げんなりして、急に好きな人のことも気持ち悪いと思ってしまうのです。
蛙化現象を起こす特徴④仕事や私生活ではシビアなものの見方
仕事や私生活ではシビアなものの見方をしている人も、蛙化現象を起こしやすいタイプの女性だと言えますね。片想いと言うのは、夢の世界の中での出来事です。プライベートで現実的に起こっている現象だとしても、片想いが現実になるか分からない以上、フワフワ夢を見て幸せな気分になっている状態と考えられるでしょう。
ですが、好きな人が好意を抱いてくれると、そこから恋は現実のものとなります。いわば、生活の一部となるのです。仕事や私生活の中でシビアに物事を見てしまう人は、片恋ではなくなった瞬間に、好きな人を「現実」のカテゴリに入れます。急に、彼にかけるフィルターが変わるのです。それによって気持ち悪く見えるのです。
蛙化現象を起こす特徴⑤大した恋愛経験がない
恋愛経験がないというのも、蛙化現象を起こしやすい女性の特徴の一つになるのではないでしょうか。恋愛経験がないので、どんなことが起こるか分からずに怖くなってしまうのが、相手への気持ち悪さの原因です。自分がどうなってしまうか分からないので、恋愛自体から逃げたくなってしまっているのです。
恋愛が怖いと思ってしまった場合には、相手に対する恋愛感情をなくせば良い話ですよね。目の前にいるのは、自分の不安の原因となる男性です。自分に好意を抱いてくれた男性で、さらに言えば自分の好きな人だったはずなのに、好きと言ってくれた瞬間から、その相手は不安を運んでくる人になります。それが気持ち悪いのです。
恋愛経験がないという女性、恋愛経験がない女性を落としたい男性には特におすすめですよ。
好きな人に好意を持たれると気持ち悪い蛙化現象の原因は?
蛙化現象の原因➀恋が現実になったら相手の男の欠点が見えた
蛙化現象の原因の一つ目には、恋が現実になって、相手の男の欠点がまざまざと見えてしまったというものがあります。恋が一番燃え上がっているのは片想いの間です。その状態が終わって一区切りつくと、手に入った相手の存在をしっかりと見る機会にも恵まれるでしょう。
しっかりと相手のことを見られるようになってから見ると、とたんに相手の欠点が目に入るようになります。どうして今まで気づかなかったのだろうと思うほどに、相手の欠点があからさまになるのです。急に相手の嫌な部分がすべて見えてしまったときに、相手のことを気持ち悪いと思わない方がおかしいでしょう。
蛙化現象の原因②恋愛をできる心の準備が整っていなかった
蛙化現象の二つ目の原因には、恋愛をできる心の準備が整っていなかったというものがあります。恋愛は心の余裕があるときでなければできません。また、心が疲れているとき、前回の恋愛の傷心から立ち直っていない時などは、新しい恋愛を楽しむ余裕はないのです。
少し誰かを良く思うことはできても、実際に「現実的な恋愛」が自分の前に来るのは違うと感じる人もいるでしょう。現実的に自分の目の前に来た恋愛は圧迫感があり、怖く感じます。その恋愛の象徴として、相手の男性のことが気持ち悪く感じるのです。「両想いの恋愛そのもの」への不安が背後にあるということでしょう。
蛙化現象の原因③自分が嫌いなので自分を好きな人も悪く見えた
蛙化現象の一つの原因としては、「自分」と言う人間がそもそも嫌いであるというものも挙げられます。自分に自信がないというのが原因と言う意味です。自分のことが嫌いな人にとって、自分のことを好きになってくれた人は、理解不能な生物です。だからこそ、相手のことも気持ち悪く思えてしまうのです。
蛙化現象の原因④恋愛のゴールを「両想い」においてしまっていた
蛙化現象では好きな人の好意が気持ち悪さを引き起こしますが、この現象の原因には、両想いを恋愛のゴールにおいてしまっているというものも挙げられます。恋愛のゴールを両想いだと思ってしまえば、好きな人が自分を好きになってくれたというのは、一つの恋愛の終わりを意味しているのです。
その「終わり」を意識していなかったとしても、心のどこかでは「両想い=終わり」だと感じてしまうのは問題ですよね。その構図が成り立っていると、要するに、目の前にいる男性は「終わった恋の相手」ということになります。これでは気持ち悪く感じてしまっても無理はありません。
蛙化現象の原因⑤性的に潔癖で好きな人が気持ち悪いと感じた
性的なことを避けてしまう性格も蛙化現象の原因の一つとなるでしょう。恋愛は、両想いになると性的なものも含むようになります。相手の好意は、性的な対象に自分が入っているということを意識させられるものとなります。性的に潔癖な人、経験があまりない人は、それを意識した瞬間に相手を気持ち悪いと思ってしまうのです。