温暖な伊豆半島エリアの中でも、南伊豆は、特に暖かいと有名です。その南伊豆で、春一番の呼び声高く、市民や観光客の目を楽しませてくれるのが、日野(ひんの)の菜の花畑。菜の花は、毎年1月下旬あたりから咲き始め、4月中旬ごろまで長く楽しめるのもうれしいところ。例年2月中旬から3月にかけては、「みなみの桜と菜の花まつり」も開催されます。早咲きの河津桜が開花することで、多くの地では、まだまだ冬の時期に、花の競演が楽しめます。一足も二足も早く、春の訪れを感じに出かけてみませんか?
南伊豆・日野の菜の花畑はどこ?
南伊豆の景勝地として有名な弓ヶ浜から、車で県道を北上すると、4~5分ほどの左手にあります。天城峠の方から山越えをしてきた場合は、県道136号線から16号線に切り替わる交差点(角にコンビニ)に位置しており、右手一面が黄色に輝いているので、見逃すことはないでしょう。
菜の花畑の魅力
育てているのは元気なお百姓さんたち?
ここ日野地区の菜の花畑は、休耕地を利用して作られています。毎年1~4月は菜の花、8月はひまわり畑が広がります。そのお世話をしているのが、地元ボランティアの方々や子供たち、観光関係者など。
元気な百姓まつりという活動で種まきから始まり、剪定、消毒、草刈りと大切に育てられているのです。約3万平方メートルという広大な敷地が、黄色一色におおわれ、辺り一帯が菜の花の香りに包まれる様は壮観です。
遊歩道も設置されているので、花畑の中でSNS用の写真も、ばっちり撮れるシチュエーションです。とは言っても、あまり菜の花に近づくと、予想以上に花粉が付着するので、ご注意を。
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