大人気シリーズ「ハリー・ポッター」は、小説でも映画でも世界中で爆発的なヒットを記録した名作です。個性溢れる魅力的なキャラクター達の物語は、見る方々の興味を惹きつけて仕方ありません。
今回はそんなキャラクターの中でも根強いファンを持つセブルススネイプについて詳しく解説してみました。スネイプ先生がたくさんの方から愛される理由を、いま1度確認してみましょう。
スネイプ先生とは
まずはスネイプ先生とはどのような人物なのでしょうか。ハリー・ポッターに登場する1人でありながらとても人気がありますので、ファンは必見です。
ハリー・ポッターシリーズに登場する登場人物
スネイプ先生ことセブルススネイプは、ハリー・ポッターシリーズに必ず登場すると言っても過言ではないメインキャラクターです。ビジュアルも性格もとても個性的な男性なので、主役ではなくともとても目立つ存在となっています。
当初は悪役のようなイメージでファンからしても不信感を抱いてしまっていたものですが、ストーリーが佳境に進むごとに彼の真の魅力が分かるようになって、年々根強いファンを獲得することになりました。
セブルススネイプのことを知れば知るほど、虜になるファンが増えていったのです。ハリー・ポッターを見ていると、その理由がよく分かるはずです。
ハリー・ポッターシリーズの「影の主人公」
セブルススネイプはホグワーツ魔法学校の教師の1人で、主人公のハリー・ポッターの父親であるジェームズ・ポッター、そして母親のリリー・ポッターと同級生という過去があります。
ジェームズとは犬猿の仲であったということもあって、物語の始めの頃はハリーに対して冷たくあたっているようなシーンも見受けられます。特に初期はセブルススネイプの存在がとても不気味なイメージが強くて、怖いという印象を持つ方が多かったのではないでしょうか。
しかし次第にセブルススネイプの過去や素性が明かされるようになっていくと共に、彼なしのハリー・ポッターはあり得ないという位置づけになりました。作者のJ・Kローリングも、セブルススネイプをもう1人の影の主人公と話しています。
スネイプ先生の人物像
スネイプ先生についての詳しい情報をお届けします。スネイプ先生のルックス、履歴をチェックして、彼の魅力を再確認してみることをおすすめします。
プロフィール
スネイプ先生の本名はSeverus Snape(セブルス・スネイプ)で、1960年1月9日に誕生しました。母親は魔女のアイリーン・スネイプ、父親はマグルのトビアス・スネイプであり、半純血の魔法使いであることが分かっています。
髪や瞳の色が漆黒のブラック、そして187cmの長身はとてもミステリアスです。闇のイメージに近いセブルススネイプは、ハリー・ポッター作品の中でも大きな存在感を残しました。
外見
ねっとりとした黒い髪はとても重く、長さは肩まであるセミロングウェーブです。センター分けにした前髪からは同じく黒い色をした瞳が印象的で、神秘的なルックスとも言えるのではないでしょうか。
服装は常に黒いローブを身にまとっていて、更に暗いイメージを植え付けます。大きな鉤鼻と土のような色の肌も、セブルススネイプの特徴です。
「半純血のプリンス」を自称
少年時代からとても優秀な生徒だったセブルススネイプですが、その中でも特に魔法薬への関心がとても強い生徒でした。彼自身が作りだした呪文や呪いも多数存在していて、教科書にまで掲載されています。
セブルススネイプの魔法薬の教科書にはこのように無数の呪文が書かれているのですが、1度ハリー・ポッターの手に渡っています。ちなみにその教科書には「半純血のプリンス蔵書」と署名されており、これをヒントに物語が進んだこともありました。
後に分かったことですが、半純血のプリンスはセブルススネイプのニックネームです。誰にも明かしたことがなかったニックネームをハリー・ポッターが知るというのも、ファンからすると胸が熱くなる展開となりました。
スネイプ先生の経歴
スネイプ先生のこれまでの経歴をご紹介しています。自分からは何も話そうとしないスネイプ先生の過去を、この機会に知ってみて下さい。
生い立ち
廃墟工場と汚れた川の近くにあるスピナーズ・エンドにて、1960年1月9日にセブルススネイプは産まれました。マグルの父親、魔女の母親のもとで育ちますが、物心ついた頃から不仲であったため、家庭環境が良かったとは言えません。
9歳の頃にまだマグルだったリリーと出会います。魔法のことを話すうちにどんどん彼女と打ち解けていって、次第にリリーに恋心を抱くようになりました。
学生時代
学生時代はスリザリン寮に所属しており、闇の魔術に強い関心を寄せました。1年生ですでに7年生も知らないような呪文や学術を身につけていたセブルスですが、それ以外の教科も非常に優秀であり、魔法薬学にも稀を見る才能を開花しています。
友人はリリー以外にはおらず、基本的には1人で行動をしています。ハリーの父親であるジェームズ・ポッターとは仲が悪かったようで、ジェームズやその仲間達から悪戯をされるというようなこともしばしばありました。
そして7年生の頃には愛していたリリーと交際をスタートさせたということもあって、スネイプはより一層孤立してしまいます。
死喰い人の一団に加わる
ホグワーツ占い学教授の面接をしていたシビル・トレローニーは、ヴォルデモートに勝利する子供が7月に誕生するという予言をもたらします。その母親がリリーであるということを知ったセブルスは、すぐにダンブルドアに彼女を隠すようにと願いました。
そのお礼と言わんばかりに、セブルスはスパイとして死喰い人の一団に加入することになります。スパイ行動はハリーが成長してからもずっと継続されていて、セブルスの強い意志を確認するのには十分でした。
ホグワーツの魔法薬教授となる
ホグワーツ魔法学校を卒業した後は同校の魔法薬教授、そしてスリザリン寮の寮監となりました。後に期間限定ではありますが、闇の魔術に対する防衛術の教授、そしてホグワーツ魔法学校の校長にも就任しています。
ちなみにセブルスは、長年闇の魔術に対する防衛術の教授になりたいとダンブルドアに志願していました。しかし闇の魔術に対する防衛術の教授は1年以上続けられないというジンクスをヴォルデモートによってかけられていたため、ダンブルドアは拒否していたという過去があります。
スネイプ先生が愛される魅力
ハリー・ポッターシリーズが終了しても、未だにセブルススネイプは世界中から愛されているキャラクターです。ここではセブルススネイプが愛される理由をご説明していますので、彼の魅力をもっと堪能してみて下さい。
最後の瞬間まで愛を貫き通したスネイプ先生
ダンブルドアが死亡した後は予想通りにニワトコの杖をヴォルデモートが所有することになりました。しかし真の所有者がいるため、ヴォルデモートはうまく使いこなせません。
苛立ったヴォルデモートはダンブルドアを殺したセブルスを殺す呪文をかけますが、その最後を見届けたのがハリー・ポッターでした。その時に初めてセブルスはこれまでの過去、これまでの経緯、そしてリリーに秘めた思いを自身の涙に残してハリーに託します。
リリーと同じ瞳をしているハリーに自分を見て欲しいと願います。そして最後の言葉は「リリーと同じ瞳だ」で、そのままセブルスは息絶えてしまいます。
ハリーが「セブルス」と名付けた我が子に語った言葉
愛を貫き通してリリー、そしてハリーを始めとするホグワーツ魔法学校を守ったセブルスの名前を、ハリーは後に自分の名前に名付けています。
息子からなぜ「僕の名前はなぜセブルスなの?」と聞かれるシーンがありますが、ハリーは「パパが1番尊敬する、勇敢な人の名前だから」と答えました。
スネイプ先生を演じた俳優とは
スネイプ先生を演じた俳優さんをご存知でしょうか。数々の名作に出演されている名優なので、是非この機会に彼の存在を刻んでみて下さい。
イギリスの俳優「アラン・リックマン」
セブルススネイプを演じたのは名優アラン・リックマンです。もともとはグラフィックデザイナーとして活躍していた過去がありますが、後に舞台を中心に俳優業を生業としています。
セブルススネイプを演じた時は、「まるで小説の世界がリアルに飛び出してきた」と大きな話題を呼ぶほど、アラン・リックマンのスネイプ先生は完成度が高かったです。
物語の結末を知った上でセブルススネイプを演じていたアラン
ハリー・ポッター1作目が上映された時にはまだ小説は3冊しか発売されていませんでしたが、原作者のJ・Kローリングは結末をすでに決めていたため、その流れをアラン・リックマンだけに話したと明言しています。
今後セブルススネイプに起きることを分かった上で演じて欲しいという願いから話したようで、すべてを知った上であのセブルススネイプは完成したと考えられます。
スネイプ先生は知れば知るほど魅力的な登場人物
知れば知るほどスネイプ先生のことが気になってしまうという方も多いでしょう。それほど魅力がたくさんある人物なので、この機会にハリー・ポッターを一気見してみるのも良いのではないでしょうか。
セブルススネイプのことをすべて知った上で見るハリー・ポッターは、また違った魅力が出てくるはずです。名作を楽しんで、余韻に浸ってみましょう。
提供・Sorte Plus
【こちらの記事も読まれています】
>夫婦でお揃いペアウォッチおすすめブランド11選!【口コミ付】
>1泊旅行のバッグの選び方とは?旅行におすすめのバッグ10選を厳選紹介!
>人気の韓国発おしゃれブランド【トートバック】を徹底調査!
>30代・40代に人気の大人スニーカーブランドとおしゃれなコーデを徹底紹介!
>かわいすぎて大注目♡韓国のピアスブランドを徹底紹介!