日本国内において最大手の自動車メーカーであるトヨタ自動車。コロナ禍による車の部品調達や半導体不足に世界中のメーカーが苦しむ中、トヨタはグループ連携などにより影響を最小限に留められ、世界販売台数2年連続トップの座に君臨しました。そんな企業力の優れたトヨタの気になる平均年収について調査してみました。

気になるトヨタの従業員の平均年収は?

2021年3月期のトヨタの有価証券報告書から、気になる内部事情を読み解いていきます。まず従業員数に注目してみましょう。東洋経済オンラインが、2018年12月期から2019年11月期における有価証券報告書の従業員数を元に調査した結果、トヨタは国内における従業員数の多い企業第1位となりました。

それでは平均年齢や勤続年数、年間給与もあわせて見ていきましょう。

従業員数 71,373人
平均年齢 40.0歳
平均勤続年数 16.2年
平均年間給与 8,583,267円

次にトヨタの平均年収を、国内の主要な自動車メーカーのデータと比較してみましょう。こちらは本田技研工業(ホンダ)の2021年3月期有価証券報告書より、データを抜粋したものです。

従業員数 35,781人
平均年齢 44.9歳
平均勤続年数 22.5年
平均年間給与 7,989,000円

こちらは日産自動車の2021年3月期有価証券報告書より、データを抜粋したものです。

従業員数 22,825人
平均年齢 41.6歳
平均勤続年数 16.9年
平均年間給与 7,965,467円

3社を比較してみると、トヨタは唯一平均年間給与が800万円を超えており、平均年齢も最も若いことがわかります。