就活において絶対的な関門である面接

正社員のみならず、パートやバイトでも、人気の仕事は複数回面接を突破しないといけない場合も!

パートなのに二次面接なんてあるの?!と思うこともありますが、応募者が多かったり、仕事上関わる人が多かったりする場合、面接が2回以上あることもあります。

ただ、それぞれの段階別に面接で確認されていることが異なるのです。

そこで今回は面接を段階別に

・ここは必須!一次面接で落ちる要因と対策
・頑張りどころ!二次面接で落ちる要因と対策
・気を抜かないで!最終面接で落ちる要因と対策

の3ステップについて、ご紹介します。

ここは必須!一次面接で落ちる要因と対策

最初の関門である一次面接は、応募に対する最初の窓口であることから、たくさんの応募者が挑むことになります。

この状況での面接に、忙しい役員クラスが出てくることは稀。一次面接の面接官は、たいてい総務部や人事部などがおこないます。

それでは一次面接の担当官は、一体何を見ているのでしょうか?


第一印象

明るく、協調性があるかどうか、社風や職場の雰囲気に合うかどうかをチェックしています

服装

きちんと面接に見合った服装をしているかどうか。清潔感のある身だしなみをしているかどうかを見ています。

ビジネスマナー・話し方

部屋に入る前にノックをする、挨拶ができる、人の目を見てきちんと話せるか、などを見ています。


一次面接では、個人のスキルや能力などよりもまず、その人の第一印象や身だしなみなどから総合的に見て、社風や仕事にあっているかどうかを判断しています。

また、不潔な髪型をしていないかや、その場に合っていない服装ではないかなど、TPO をわきまえているかもチェックしています。こちらは通常減点する材料になりますので、気をつけたいところです。

ちなみに、ここで不採用になってしまうケースは、印象的な視点から仕事や社風にマッチングしていない、適性がないと判断されているということ。

面接に挑む前に、家族や友人、先輩など、親しい人に服装や身だしなみ、しゃべり方などをチェックしてもらいましょう。適切なアドバイスが受けられるはずです。

【一次・二次・最終】パートだからと侮るなかれ! 面接に落ちる理由と対策
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

頑張りどころ!二次面接で落ちる要因と対策

一次面接をめでたく突破し、二次面接に進んだとき、二次面接ではどんなことを聞かれるのでしょうか?

実は二次面接では、入社した場合に自分が働く部署の直属の上司など、現場の方が務めることが多い傾向があります。

ちょっと緊張しますが、ここで「自分たちの職場・チーム・仕事に合っていそうだ」と思われると採用にぐっと近づきます。まさに頑張りどころ!


二次面接ではこんなところが見られています。

履歴書・経歴書のウラ取り

自己申告してきている経験やスキルがどの程度のものか、実践的な質問などをして確認します

経験・スキル

職歴や経験・スキルをどんな形でこの仕事に活かせるかを確認します

仕事に対する姿勢

志望理由や、やりたいことなど、前向きな姿勢で仕事に取り組めるかを判断します


二次面接では、実際に入社した場合にどんな仕事ができそうか?仕事に対するやる気はあるか(なんでもいいと思っているわけではないか?)などを実際の担当部署がチェックします。

ここで落ちてしまうという人は、

・スキルや経験が不足している
・やる気が感じられない

のどちらかがネックになっていることが多いようです。

「応募した仕事と自分のスキルが合っているか」「どう経験・スキルをいかすイメージを持っているのか」をしっかりアピールできているか、もう一度チェックしておきましょう。

【一次・二次・最終】パートだからと侮るなかれ! 面接に落ちる理由と対策
(画像=『しゅふJOBナビ』より引用)

気を抜かないで! 最終面接で落ちる要因と対策

さあ、最後の関門・最終面接です。

パートやバイトの場合、よほど人気のお仕事でなければここまで面接があるのは稀ですが、紹介予定パートなどの場合にはおこなわれることがあります。

最終面接の目的はズバリ「承認」。

二次面接までの段階で現場は大方採用を決定していますから、最終面接は役員以上、採用を決める決裁者の了解を得るためにおこないます。

そのため、面接官は社長や事業部長であることも珍しくありません。

最終面接で面接官が見ていることは下記が多くなっています。


将来へのビジョン

将来の夢を持っているか?会社のカラーと合っているか?などについて確認します

会社への共感性

そもそもこの会社がどんな製品を扱っているか、どんなモットーを掲げて仕事をしているか、などを知っているか。志望動機を再確認しながら、人となり、考え方を知り判断することが多いようです


最終面接で落ちてしまうという人は、その会社に対する知識不足か、役員との相性が悪かったとしか言いようがありません。

とある玩具メーカーで「どのキャラクターが好きですか」と、聞かれ答えられず落ちたとか、地域密着型企業で「この町の良いところは?」と、聞かれ答えられずに落ちたとかいう話はたくさん聞きます。

最終面接まで来たら、ぜひ会社の基礎情報をおさらいしてから臨みましょう。

面接でよく聞かれる質問&回答をまとめておこう!

さて、面接の段階ごとに重視されていることが異なる…とお伝えしてきましたが、大体どの業界・職場でも聞かれる質問ってありますよね。

急に聞かれて回答に困ってしまわないように、よく聞かれる質問に対しての回答は準備してから面接に臨みましょう!

やはり主婦パートで一番聞かれるのは、子どもに関わるお休みがどのくらいありそうか、や、出勤可能な日数・時間について。

また、仕事から離れていたブランク期間のことを聞かれることも多くあります。

まとめ

面接には段階があり、段階ごとにチェックされる項目が異なります。

段階ごとに「今回は何を重点的に見られるのか?」を前もって理解しておくことで、緊張も和らぎ、有利に面接を進められるでしょう。

一次面接は通るのに二次で落ちるとか、最終面接が苦手など、人によって攻略すべき段階には違いがあります。

自分のクセや弱みを見つけて、早い段階でカバーできるように頑張りましょう!

提供・しゅふJOBナビ

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