50年以上にわたり、230以上の映画やテレビに出演している名俳優のブライアン・コックス(75)。近年では「キング・オブ・メディア」でゴールデン・グローブ賞主演男優賞テレビシリーズ部門を受賞している彼が、これまで大ヒット作で役を断ってきたことを明かした。

最近、GQに公開された回顧録「Putting the Rabbit in the Hat」の抜粋にて、ブライアンは非常に有名な役を断った理由を説明している。そこには「お金」が理由の一つとしており「すべてお金がそんなによくなかった」と語っている。

ブライアンは当初「ゲーム・オブ・スローンズ」のロバート・バラシオン役をオファーされていたが、最終的にはマーク・アディがこの役を演じた。「『ゲーム・オブ・スローンズ』は大成功を収め、関係者はもちろん大金を手にすることになった。しかし、最初にオファーされたときは、言うなれば、そんなに金額は大きくなかったんだ」と明かした。さらに「それに、私(の役柄)は、かなり早い段階で殺される予定だった。シーズンは追うごとに賃金は上がっていくだろうから、成功したシリーズの長期的な効果に対する恩恵は受けられなかっただろうね。だから私はパスして、代わりにマーク・アディになった」と付け加えた。