時代の変化とともに移り変わるさまざまな業界。繁栄している業界もあれば衰退している業界もあります。生活にかかわる身近な業界は衰退しないイメージを持つ人もいますが、実は服飾・結婚・パチンコの3業界が衰退傾向です。今回は、3業界が衰退している背景を詳しく紹介します。
アパレル業界
アパレル業界は、ユニクロやH&M、ネクストなどの企業が順調に売上を伸ばしている一方で、デザイナーズブランドや中価格帯量販店の売上が低下傾向にあります。その背景としては、ファッションに対する低価格志向や若者のブランド離れ、ネット通販の普及などが考えられるでしょう。
ブライダル・ウェディング業界
内閣府の発表によると2016年度の婚姻数は過去最低となり減少傾向が続いています。また、ブライダル総研「結婚総合意識調査2017」によると年代別の挙式・披露宴・披露パーティのいずれかを実施した人の割合は、20代71.9%。30代は67.9%。40代は44.3%でした。このように今では結婚式や披露宴を行うことは当たり前ではなくなってきているため、ブライダル・ウェディング業界は苦戦しているのです。
また、消費税の増税により結婚の催し物にかける費用が減少している背景もあります。