8.宇治橋
京都の「山崎橋」、滋賀の「瀬田の唐橋」とともに日本三古橋に数えられている「宇治橋」は、宇治のシンボルとして親しまれています。最初の橋は大化2年(646年)に架けられ、現在の橋は平成8年(1996年)に架け替えられたもの。長さは155.4m、幅は25mで、宇治橋から眺める宇治川の上流の眺めは、国の重要文化的景観にも指定されています。
9.萬福寺
1661年、中国の僧「隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師」によって開創された「萬福寺」。正式名称を「黄檗山萬福寺(おうばくざんまんぷくじ)」といい、名前の通り、禅宗の一つである「黄檗(おうばく)宗」のお寺です。
「萬福寺」の最大の特徴は、中国的な特徴を色濃く残しているということ。朝夕に行われるお勤めをはじめ、儀式作法や法式・梵唄(ぼんばい)には中国様式の伝統が多く受け継がれており、また、建造物は中国の明朝様式を取り入れた伽藍(がらん)配置となっています。
10.朝霧橋
1972年、宇治川に架けられた長さ74mの「朝霧橋」。宇治神社がある右岸側から、宇治川の中州に浮かぶ橘島・塔の島(京都府立宇治公園)に向かって架かっており、そのまま平等院のある左岸側へと回遊することができます。
朱色の欄干と緑色の橋桁(はしげた)が色鮮やかで、情緒溢れつつも華やかな京都・宇治ならではの雰囲気を生み出しています。また、橋からの眺めも絶景。秋には、川沿いの木々や周囲の山々が色づく紅葉が通行者の目を楽しませてくれます。
11.スターバックス宇治平等院表参道店
「スターバックス宇治平等院表参道店」は、平等院のすぐ隣にあるスターバックスです。こちらのスターバックスには、なんと非常に綺麗に整備された日本庭園があります。ベンチも設置されているので、座りながら日本庭園の景色を楽しむことも出来ます。宇治だけに、抹茶ラテを頼んで、のんびりした時間を過ごしても良いですね。
12.紫式部石像
『源氏物語』の舞台となった宇治橋。その橋の横には、物語の作者である「紫式部の石像」が建てられています。この銅像が設置されたのは2003年。紫式部は平安時代中期の女性文学者で、『源氏物語』の他にも、歌集『紫式部集』などの作品で有名です。ちなみに銅像は、宇治橋西詰の方にありますので、散策ついでにぜひ立ち寄ってみてください。
13.中村藤吉 平等院店
「中村藤吉 平等院店」は、平等院の正門近くにあります。風格のある建物で、落ち着いた雰囲気の店内です。宇治川を眺めながら、抹茶やほうじ茶の美味しさを存分に味わえるお食事やスイーツをいただけます。
また、ランチョンマット、ストラップ、お箸など、ちょっとしたお土産にできそうな商品も販売されています。人気店ですので、待つことが多いかもしれませんが、宇治川沿いを散策したり、周りのお店を覗いたりして時間を潰していると、待ち時間もあっという間に過ぎることでしょう。
14.福寿園 宇治喫茶館
風光明媚な宇治川の景色を臨みながら、カジュアルな雰囲気の中で宇治茶を楽しむことができるカフェ「福寿園 宇治喫茶館」。観光や散策の途中に気軽に立ち寄ることができる好立地と、かつ、宇治ならではの宇治茶を気軽に楽しめることから、多くの観光客に人気の休憩スポットです。
そんなカフェの合言葉は“ちょっと一服”“ちょっと体験”。宇治茶を使ったスイーツやフレーバーティー、宇治茶を使ったお弁当などを味わうことができます(※お弁当は3日前までに要予約)。