兵庫県の子育て環境

兵庫県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

兵庫県は海や山など自然豊かで、のびのびとした環境での子育てが可能です。都市部へのアクセスが便利な街も多くあります。支援の面でも、医療費が中学3年生まで無料だったり、第二子以降の保育料も所得制限なしで無料だったりします。支援の内容は市町村によって異なるため、どのような制度があるのか、各自治体に事前に確認しましょう。

兵庫県で住むならどこがいい?

では、兵庫県で住むならどこが良いのでしょうか。おすすめの街をいくつか紹介します。

神戸市の周辺に住むなら

兵庫県に移住したい!どこの市町村がおすすめ?移住や就業支援の制度などを調査!
(画像=『移住支援.com』より引用)

神戸市の人口は、151万8220人(2021年11月現在)で、人口密度ランキングは、20政令指定都市のうち9位と人口密度が低く、ゆったりした暮らしが送れます。年間を通じて天候が安定している瀬戸内海式気候で、冬でも雪はほとんど降らず、また年間の日照時間も多くなっています。

中心部の三宮から直径わずか5km圏内には美しい海と雄大な山が、車で30分ほどのところには田園風景が広がる、理想的なコンパクトシティです。家賃、食費、光熱費など東京と比べて支出が低く、暮らしやすく、通勤時間が東京の片道50分に比べて約28分と短いのでストレスフリーな生活を送れます。

転居者や新婚、子育て世帯は家賃が安くなるなど、住み替え支援制度が豊富に用意されています。こども医療費助成制度で、外来は0歳~2歳までは自己負担なし。3歳~中学3年生までは、医療機関・薬局ごとに1日上限400円まで(同月3回目以降無料)の自己負担ですみます。入院費は中学3年生まで無料で、所得制限はありません。

芦屋市

芦屋市は、1995年1月の震災で、阪神間都市の中で最も高い割合で被害を受けましたが、1998年には芦屋キャナルパークや病院、ウォーターパーク・総合公園・人工海浜や親水公園などがオープンしました。おしゃれな住宅が建ち並び、海洋リゾートのまちにふさわしいヨットハーバーやレストラン、スポーツジム、係留施設付き住宅も誕生し、新しいまちの顔として親しまれています。

2004年には、「庭園都市」を宣言しています。次に芦屋市の支援制度を見てみましょう。一戸建て住宅の空き家や共同住宅の空き住戸を対象に、住宅や事業所、地域交流拠点として活用する場合の改修工事費の一部を補助しています。また、幼稚園は小学3年生以下の範囲で第2子半額、第3子以降は無料、保育所は就学前の範囲で、同時利用の場合第2子半額、第3子以降は無料です。子どもの医療費は、所得制限はありますが、中学3年生までの入院、通院が無料です。

姫路市

兵庫県の南西部に位置し、瀬戸内海に面しています。人口は52万7343人(2021年11月1日現在)です。都市部に加え、山、川、海という豊かな自然を有する街です。新幹線で東京まで約3時間、大阪まで約30分の距離です。鉄鋼業、化学工業、電気機械工業などを中心としたものづくり企業が多数あり、臨海部では工業地帯が作られています。

また、観光地として姫路城が有名です。支援制度としては、中学3年生まで(3歳以上は所得制限あり)は、通院、入院とも医療費が無料です。空き家バンク制度もあります。都市部から姫路市内の島しょ地域への移住・定住に関心のある人を対象にお試し移住体験ができ、空き家見学や漁業体験等を通じて、自然・文化・食など地域の魅力や、移住後の暮らしを具体的にイメージできます。

西宮市

西宮市は、兵庫県の南東部、大阪と神戸両市のほぼ中間に位置し、南北に長く、北部の山地部と南部の平野部に分かれています。古くから門前町や宿場町として栄え、伝統産業である酒造は、「灘の生一本」の生産地として全国に知られるようになりました。

「甲子園球場」のあるまちとしても有名です。2008年4月には中核市へと移行し、人口は震災前を大きく上回る48万人を超えました。住宅取得支援としては、一般社団法人移住・住みかえ支援機構の「マイホーム借上げ制度」を利用する人のうち、一定の要件を満たす場合、賃貸を行うために必要となる改修等費用の一部を補助します。改修費補助の上限は50万円、清掃費補助の上限は5万円です(補助対象経費の2分の1)。

医療費助成は、中学3年生(未就学児は所得制限なし)まで、入院外来とも無料です。ただし、0歳児を除く未就学児のうち、所得基準額を超えるものについては一部負担金があります。

明石市

明石市は、東経135度の日本標準時子午線上にあります。瀬戸内海に面しており、明石海峡をはさんで淡路島を眼前に臨むことができます。気候は温暖で、日照時間が関西で一番長く、降水量は関西で一番少ないまちなので、子どもが外でのびのびと遊べます。

神戸市と姫路市の中間に位置しており、姫路駅や大阪駅に約30分で着くことができます。では、移住支援策を見てみましょう。明石市は兵庫県と連携し、東京圏(東京・埼玉・千葉・神奈川)からの移住を伴う就業・起業者等に対して移住支援金を支給します。2人以上世帯の場合100万円、単身の場合、2019年12月22日以降に転入した人は60万円が支給されます。中学3年生までの医療費が無料(所得制限なし)です。

第二子以降の保育料も所得制限なしで完全無料です。

宝塚市

宝塚市は兵庫県南東部に位置し、住宅地が広がる南部市街地と、豊かな自然に囲まれた北部田園地域から成り立っています。市街地から大阪や神戸へはいずれも電車で約30分で、年間を通して多くの観光客が訪れます。「歌劇と温泉のまち」として知られているほか、市内には古い歴史を持つ神社仏閣が数多くあります。

山本の植木産業は数百年の歴史があり、伝統的植木生産地域としてその名を全国に知られています。次に移住支援ですが、宝塚市に1年以上在住している親または祖父母世帯と同居・近居するために住宅の取得等をし、市外から転入してきた中学生以下の子(出産予定の子を含む )世帯へ、20万円の助成金を交付します。また、子どもの医療費は中学生まで(0歳児以外所得制限あり)無料です。

まとめ

兵庫県は、歴史や文化の異なる5つの地域から成り立っています。各市町には移住を支援する窓口があるので、事前に相談してみると良いでしょう。お試し住宅やお試し移住ツアーなどがあるところもあります。


提供・移住支援.com

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