多くのファン(子猫ちゃん)をもつ、長澤まさみ×東出昌大×小日向文世の『コンフィデンスマンJP』シリーズ。劇場版第3弾となる『コンフィデンスマンJP 英雄編』が、1月14日からいよいよ公開されました。

観る人も騙される!長澤まさみ『コンフィデンスマンJP 英雄編』は映画からでも十分楽しい
(画像=『女子SPA!』より引用)

映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』(画像はリリースより)

 2018年の連続ドラマ『コンフィデンスマンJP』に始まり、2019年のスペシャル『-運勢編-』と映画『-ロマンス編-』、2020年の映画『-プリンセス編-』と絶大な人気を誇る本作。今回の『-英雄編-』はいったいどんな展開に?ドラマの放送でどっぷりハマった筆者が、コンフィデンスマンの世界の魅力をご紹介します。

映画からでも十分楽しめる!コンフィデンスマンの世界とは

 『コンフィデンスマンJP』は、3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)、ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が主人公。彼らがオサカナ(ターゲット)から莫大な財産を騙し取るために繰り広げる“コンゲーム”を描いています。  “コンゲーム”とは、人からの信用・信頼を操ることで、騙し騙され二転三転するストーリーのジャンルを意味します。3人は毎回、さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、欲望にまみれた悪徳大富豪から大金を巻き上げるのです。

 ダー子は天才的な知能と抜群の集中力で、どれほど難解な専門知識も短期間でマスター。ありとあらゆる業界のさまざまな人物に扮しターゲットの懐に入りこむことを得意としています。そして、毎回とんでもないオサカナと常識外れの計画を持ち込むのです。早く詐欺稼業から足を洗いたいと願いながらも、いつもダー子にいいように丸め込まれ、ときに騙されてしまうボクちゃん。英国紳士風だが、何者にも化けて相手を騙す百戦錬磨のベテラン信用詐欺師のリチャード。この3人を中心に繰り広げられる“コンゲーム”。その奇想天外な騙し合いがとにかく見どころです。

長澤まさみ×東出昌大×小日向文世を取り巻く、個性豊かな面々

 お仲間には、「いたのか五十嵐!」といつも言われる神出鬼没の腕利き詐欺師五十嵐(小手伸也)や、ちょび髭(赤ペン滝川)にダー子の弟子・モナコ(織田梨沙)が。それ以外の詐欺師と協働することもあります。以前ダー子と組んだこともある、天才恋愛詐欺師ジェシー(三浦春馬)に、ダー子が憧れてやまないスタア(竹内結子)。彼らとの掛け合いや、共に展開する騙し合いはとても豪華で大胆。

 ふたりもの人気演者が亡くなったショックは非常に大きいですが、ジェシーもスタアもコンフィデンスマンの世界で生き続けてくれていると信じます。1月15日の夜9時からは、三浦春馬と竹内結子も出演の映画第2作『コンフィデンスマンJP プリンセス編』が地上波で初放送されますので、お見逃しなく。