海と鉄道のコラボレーションが楽しめる「海が見える駅」。新潟県村上市の日本海沿いにはJR羽越本線が走っており、海が見える駅もあります。青く澄んだ日本海を眺望できる新潟県村上市の「海が見える駅」をご案内します。
【間島駅】山と海の景色を同時に楽しめる駅
ノスタルジックな雰囲気漂う間島駅。1924年に誕生した無人駅です。駅舎の青い瓦屋根が、背後にある山の緑色によく映えます。
線路を跨ぐ跨線橋からは、住宅地の彼方に海が見えます。
無人の改札口や、駅前の道からも海原が垣間見られます。
【越後早川駅】街並みと海の景色が抜群の駅
間島駅から北へ一駅進んだ越後早川駅。こちらも青い屋根のノスタルジックな駅舎が特徴の無人駅です。1924年に誕生しました。
すぐうしろの山は、手付かずの自然があふれます。
跨線橋を登ると、住宅地の背後に大海原が広がります。海が近い!駅の改札前にある防火水そうと背景の海が風情あると思いませんか?
【桑川駅】水平線を眺望できる道の駅「笹川流れ」に併設の駅
村上市の海岸線を北上すると、沿岸沿いにある道の駅「笹川流れ夕日会館」があります。桑川駅はこの道の駅に併設されています。国の天然記念物にも指定されている景勝地「笹川流れ」からも程近い場所です。
駅自体は1924年に誕生し、1993年に道の駅が誕生して現在に至ります。
跨線橋からは駐車場の向こうに大海原と水平線が広がります。また整備されたホームには赤い駅名標があり、背後の青い海とのコントラストが美しいです。
ちなみに道の駅の展望台からは、壮大なスケールの日本海を眺望できます。
桑川駅には観光特急海里が止まりますが、無人駅です。
桑川駅
村上市 / 駅
住所:新潟県村上市桑川地図で見る
【今川駅】民宿発祥の里にたたずむノスタルジックな駅
桑川駅から一駅北にある今川駅。駅のある集落は、日本ではじめて民宿が誕生した「民宿発祥の里」として認定されています。
駅の入り口は、登山道かハイキングコースのような雰囲気が漂います。ホームには山小屋を彷彿させるデザインの待合室があり、周辺の景色と調和しています。
今川駅は1944年に信号場として作られ、1987年に現在の駅が誕生しました。
ホームから目の前にある民家の合間を縫って青い海が顔を出し、駅名標と海のコラボ風景も楽しめます。
今川駅には駅舎はなく、無人駅です。