現地時間1月9日、カリフォルニア州ロサンゼルスのビバリー・ヒルトン・ホテルにて第79回ゴールデン・グローブ賞授賞式が開催された。
今回は、主催するハリウッド外国人記者協会(HFPA)のスキャンダルにより、放送局NBCが同賞授賞式の放送中止を決定。そのほか複数のメディアが参加しないことを選択し、テレビ放送やライブストリーミングは行われない異例の形となった。同協会によれば、賞の発表の際、会場には“選ばれた会員と助成団体”のみがいたとのこと。レッドカーペットもなく、メディアも招待されなかったようだ。受賞結果はゴールデン・グローブ賞のソーシャルメディアのページにて確認ができる。
注目すべきは、非英語映画賞。西島秀俊が主演を務める邦画『ドライブ・マイ・カー』が見事受賞した。この快挙は、第17回ゴールデン・グローブ賞授賞式の外国語映画賞を受賞した市川崑監督の『鍵』以来、実に62年ぶりとなる。
映画のドラマ部門作品賞を受賞したのはネットフリックス作品『パワー・オブ・ザ・ドッグ』。そして、コメディ/ミュージカル部門の作品賞には、スティーブン・スピルバーグ監督のミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』が見事受賞。
テレビでは、ドラマ部門作品賞に「キング・オブ・メディア」、コメディ/ミュージカル部門作品賞に「Hacks(原題)」と、どちらもHBO作品が受賞するという結果となった。
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