最近は専業主婦でいるよりも、働きたいという女性が増えて、育休が明けたらパートなどで働こうと思っている方も多いのではないでしょうか?
ここでは、スムーズに社会復帰するためのコツをご紹介します。
育児中心の生活から、社会復帰を実現するまでには、いくつかのステップがあります。
ステップ1:社会復帰の目的を明確にしましょう
ステップ2:いつまでに社会復帰を果たしたいか、期限を決めましょう
ステップ3:復帰についての話し合いや、就職先のリサーチをはじめましょう
ステップ4:保育施設選びをスタート
ステップ5:求職活動開始
が主な流れとなります。
各ステップですべきことについては、次項で紹介します。
各ステップごとに意識したいポイント
1) 社会復帰の目的を明確にしましょう
フルタイムであれ、パートであれ、子育てしながら仕事するのは、物理的にも、心身的にも大変な事が伴います。
どんな状況に陥っても、前向きに仕事に取り組めるよう、まずは、復帰する目的を明確にすることは重要です。
自分のやりがいが目的なのか、いずれはキャリアアップすることを視野に入れているのか、それとも家計の支えなのか。
社会復帰したい理由について改めて考えてみましょう。
目的が明確になれば、仕事内容はもちろん、パートがいいのか、フルタイムの方がいいのか、短時間勤務の方がいいのか、今時点の理想的な働き方や、ライフスタイルと仕事のバランスも見えてきます。
2) いつまでに社会復帰を果たしたいか、期限を決めましょう
社員として育休を活用している場合は、期限までの間、どのタイミングで復帰するのが理想的なのか、タイムスケジュールを立てましょう。
出産や育児を機に一度退職した主婦は、どのタイミングで復職したいのか、ある程度自分で期限を設けておくことが、ダラダラ先延ばしにしないコツです。
3) 復帰についての話し合いや、就職先のリサーチをはじめましょう
社会復帰に向けて、家族と話し合いを持ちましょう。
また、育休中の主婦の場合は、人事担当者や上司に状況を伝えつつ、どのような復帰のカタチをとるか話し合うことも大切です。
新たに仕事を探す場合は、このタイミングで就きたい仕事候補の情報収集をはじめましょう。
4) 保育施設選びをスタート
復帰に向けて具体的な保育施設さがしをはじめましょう。
認可保育園の入園条件、募集時期は、各自治体で異なります。まずは、各自治体に確認しておきましょう。
預け先のメドがたたないと、内定がもらいずらくなってしまう傾向があるため、早めに動くと良いです。
認可保育園が理想的ですが、認証保育園、一時保育やベビーシッター、保育ママなど、様々な方法を検討の上、預け先の優先順位をつけおくとよいでしょう。
5) 求職活動開始
新たな職場で社会復帰を考えている場合は、具体的な就職(転職活動)をスタートしましょう。
預け先のメドがついていることが理想ですが、預け先がスムーズに決まらないことも多々あります。
仮に認可保育園に入れなかった場合、どのように対応するつもりなのか、対処法を考えておくと、入社熱意を伝えられるだけでなく、企業と具体的な働き方について話し合うことがしやすくなります。
主婦から社会復帰経験者が語る、やっておいてよかったこと
多いのは、保育施設関連。
認可保育園に申し込んでも、漏れてしまうこともあれば、入園まで期間があることもあります。
認可保育園に入園できるまでの期間は、家族や一時保育やベビーシッターなど、様々な方法でなんとか乗り切った、という先輩も多いようです。
保育サービスだけでなく、家族やママ友など、いざという時のサポート体制を整備しておくと良いでしょう。
就職活動では、育児しながら資格取得やスキルアップをしておくと良いという声が多くあります。
実際、に大好きな英語をブラッシュアップした、通信教育を活用して前々から興味のあった資格を取得した、PCスキルを身につけていたことが決め手となって、再就職をスムーズに叶えた先輩も少なくありません。
就職活動で多いものとしては、面接に着ていこうと思っていたスーツが入らず焦った、という先輩も。
スーツが入るか確かめつつ、ダイエットも社会復帰のステップの一つに考えると良いかもしれません。
育児中心の生活をしていると、どうしても子ども相手の話し方が習慣化しがち。
オフィスで電話をとったとき、スムーズに敬語が出て来ず困ったなんて話も。
言葉遣いや行動を社会人向けにスイッチする練習をしておくと良い、というアドバイスもありました。
まとめ
パートデビューして、主婦から社会に戻るということは生活環境がかなり変わります。
徐々に慣らしながら、身も心も「働ける女性」に戻していきましょう。
パート生活に慣れてきたら、お子さんの成長に合わせて「働く女性」としてさらなるステップアップを目指せるといいですね。
提供・しゅふJOBナビ
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