佐賀県佐賀市・白玉饅頭 元祖吉野屋が、創業140周年を記念して「ヴィーガン白玉饅頭」を発売。店舗では1月2日(日)、インターネットではホームページより1月23日(日)から販売を開始した。

従来品に比べカロリー20%オフ

『STRAIGHT PRESS』より引用
(画像=『STRAIGHT PRESS』より引用)

白玉饅頭は佐賀の契約農家が栽培した専用のうるち米と、北海道産の小豆で練り上げた上品なあんこで作られた素朴なお菓子。創業以来、戦火など幾多の困難を乗り越え、地元の人々に可愛がってもらったという。もちろん、従来から動物性原料は使用していない。

ただ、甘味料として使用しているグラニュー糖は小豆の風味を活かしてくれるが、ヴィーガンではない。より体に優しい白玉饅頭作りに思いを込め、同店は多くの素材を吟味し、GI値が低い甜菜糖をはじめ、ラカントSやデーツシロップといった天然の甘味料のブレンドに挑戦。試作に次ぐ試作を重ね、ようやく糖類控えめ・グルテンフリー、そして従来品に比べカロリー20%オフ、自然の奥深い甘さを堪能できるヴィーガン白玉饅頭を完成させた。

創業以来一貫して安心して食べられる和菓子を製造してきた同店。この「ヴィーガン白玉饅頭」は初代から現在の六代目まで脈々と続く職人の心意気にもかなう、胸を張ってお薦めできる逸品となったそうだ。

ノスタルジックな絵にも注目

『STRAIGHT PRESS』より引用
(画像=『STRAIGHT PRESS』より引用)

東京生まれのイラストレーター・yaeさんが描いたヴィーガン白玉饅頭のパッケージには、店舗と木、それを結ぶ印象的な線と夕日がデザインされている。記憶にある佐賀・大和町の風景や元祖吉野屋がふんわりと立ちあがってくるノスタルジックな絵も楽しめそうだ。