とくに女子旅におすすめしたい、島根県の玉造温泉。約1300年の歴史をもつ玉造温泉は、『一度入浴すればお肌が若返るようになり、二度浴すればどんな病も治癒してしまう。その効能が効かなかった事は聞いたことがないので人々は神の湯と呼んでいる』と出雲国風土記に残されており、美肌の湯として知られています。そんな玉造温泉の温泉街には美肌に効くスポット、そして縁結びスポットがいっぱいあるんです。
1. 宮橋(恋叶橋)
玉造温泉街の真ん中を流れている、玉湯川にかかる真っ赤な橋。この橋で、目の前にある玉作湯神社の鳥居を入れて写真を撮ると恋の願いが叶うと言われています。ちゃんと写真撮影用の台もあるので、簡単に写真を撮ることができますよ。この橋の効果は、忘れたころにやってくるのだそう。
2. 玉作湯神社
近年は縁結びのパワースポットとして知られ、あらゆる願いを叶えてくれるという「願い石」が有名な神社です。
玉作湯神社ではオリジナルのお守りをつくることができ、まず鳥居をくぐってすぐ左手にある「社務所」で、「叶い石」のセットを購入します。
そして「手水舎」でお清めをして拝殿でお参りをしてから、「願い石」の前へ行き、願い石の水で手と「叶い石」を清めます。
心の中で願いを唱えながら「叶い石」を「願い石」に直接ふれさせてパワーを吹き込みます。
2枚複写になっている願い札に願い事を書き込み、願い札の1枚を納入箱に納め、もう1枚をお守り袋に叶い石とともにいれれば、オリジナルのお守りが完成します。
3. 湯閼伽の井戸(恋来井戸)
もとは、湯薬師堂に供える水を汲み上げる神聖な井戸でした。しかし水道の普及に従い使用されなくなり、現在は「恋来井戸」として、恋のパワースポットになっています。「恋叶の素」というエサを購入し、川にエサを投げると、鯉(恋)が現れて、鯉(恋)が近づくと言われています。
4. おしろい地蔵さま(清巌寺)
「おしろい地蔵さま」がたたずむのは、清巌寺(せいがんじ)の境内。
その昔、顔面のアザに悩んでいた和尚さんが、このお地蔵さんにおしろいを塗って祀ったところ、アザが綺麗に治ったことから、このお地蔵さんに祈願すれば美人になると言われるようになりました。
まず「おしろい祈願札」(顔のイラストまたは全身のイラストが描かれてあります)を購入し、自分の肌の気になる部分に色鉛筆で色を塗り、奉納します。
そして「おしろい地蔵さま」の、自分の肌の気になる部分に筆でおしろいを塗って、美肌を祈願します。
5. 湯薬師広場(たらい湯)
湯薬師堂のすぐそばにある広場。こちらには「たらい湯」があり、”美肌の湯”として人気がある玉造温泉の掛け流しの源泉を、持ち帰ることができます。
自分でボトルを持って行ってもOKですが、設置されている専用のスプレーボトルを購入してそのボトルにいれればミスト状になり、温泉の化粧水のできあがりです。
6. しあわせ青めのう
玉造温泉街の中心を流れる玉湯川に、勾玉のかたちをした小さな島があります。この島の中心には「青めのう」の原石があり、この石にふれると幸せが訪れると言われることから、”しあわせの青めのう”と呼ばれています。水量が多い日には水没してしまうのでご注意を。